最近心を揺さぶられる経験をしていないな、という時。小説なら手軽に感動を体験することができます。思わず涙を流してしまうような、感動できる小説を11作品紹介していきます。

主人公の巧は、最愛の妻・澪を亡くし一人息子・佑司と静かに暮らしていました。澪は生前に「1年経ったら、雨の季節に又戻ってくるから」という言葉を残していたのですが、言葉通り、1年経ったある日に、突然二人の前に戻ってきます。巧と息子、死んだはずの澪は再び3人で暮らし始めますが、澪は過去の記憶を全て失っていました。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
- 2007-11-06
「ヤマモト」と交流する中で仕事へのモチベーションを取り戻していく主人公。しかしある日大きな事件が起こり、またしても人生に絶望してしまいます。働くことと生きることの意味を考えた、主人公が最後に下した決断とは。
- 著者
- 北川恵海
- 出版日
- 2015-02-25
母親からの愛情、母親への愛情、そして時々出てくるオトンを含めた家族愛。オカンとオトンの間に、はっきりとは見えないけれど確かに存在する夫婦愛のようなもの。家族の中にある様々な愛が描かれます。
- 著者
- リリー・フランキー
- 出版日
- 2010-06-29
飼い猫の引き取り手を探す旅であると同時に、サトルにとっては人生を振り返る旅でもありました。サトルという人物はナナや彼の友人たちからの目線で語られ、くすっと笑ってしまうシーンもたくさんあります。しかし、サトルが抱えていた事情が明らかになった時、ほのぼのとしていた物語は一気に切ない展開に変わります。
- 著者
- 有川 浩
- 出版日
- 2012-11-15
主人公はなんとか家庭が崩壊するのを防ぐ未来を作ろうと奮闘します。しかしタイムスリップした先でなぜか現れるのが、現在の自分と同じ年齢の父親。強権的だったはずの彼は、自分のことを「チュウさんと呼べ」と言って主人公に関わってくるのです。
- 著者
- 重松 清
- 出版日
- 2005-02-15
前半ではここまでの経緯がややノスタルジックに語られていきますが、後半は怒涛の展開。同窓会で再開した大貴と真吾は再び意気投合、真吾がスターならではの悩みを抱えていることも明らかになり、物語は思いも寄らぬ方向へ転がっていきます。
- 著者
- 加藤 シゲアキ
- 出版日
- 2014-02-25
適当に生きてきたツケで路頭に迷い、前職の経験から料理ができる毅と、まじめに生きてきたのに様々なものを失った英弘。二人の親友は家事と育児をそれぞれ担当して同居生活をすることにします。しかしある時、自分が育ててきた親友の息子が家族について書いた作文を読んでから、家事を担当して家にいた自分の「男としての沽券」が気になるようになってしまうのです。
- 著者
- 鷺沢 萠
- 出版日
- 2006-08-29
設定からしてあまりに過酷な現実には、目を背けたくなってしまうほど。絶望の中にある愛は、必ずしも救いになってくれるわけではありません。悲しみと幸せが表裏一体となったような世界観は独特で、短編だとは思えないほど深い余韻が残ります。
- 著者
- 乙一
- 出版日
生きる目的を失った主人公でしたが、友人の頼みで、あるリトルリーグの監督を引き受けることに。そこで出会ったのが、ティモシーという少年。野球の成績がよろしくない彼を育てていく中で主人公は立ち直り始めますが、ティモシーにはある秘密がありました。
- 著者
- オグ マンディーノ
- 出版日
アルツハイマー病は認知症の一種で、記憶障害、人格の変化、被害妄想、幻覚などが症状として現れ、進行すると意思疎通も困難になり最終的には寝たきりになってしまう病です。作品で描かれている中でも特に辛いのが、記憶を失ってしまうこと。日常生活が困難になることに加え、本人だけでなく周囲の人間にとっても、共有する思い出が失われていく悲しみには耐え難いものがあります。
- 著者
- 荻原 浩
- 出版日
- 2007-11-08
主人公の高校生の「僕」はある時、ひょんなことがきっかけで、クラスメイトの山内桜良の秘密を知ります。その秘密は彼女が膵臓の病気にかかっており、余命いくばくもないというもの。
- 著者
- 住野 よる
- 出版日
- 2017-04-27
感動できる小説を11作品紹介しました。じわじわと心に染み入るような感動、激しく胸を打つ感動など、感動にも様々な種類があるかと思います。泣ける作品、心を揺さぶられる作品をお探しの際には、ぜひ参考にしてみてください。