直木賞を受賞した『まほろ駅前多田便利軒』や、本屋大賞を受賞した『舟を編む』など、数々のヒット作を生み出した人気作家・三浦しをんは、優れたエッセイストでもあります。独特な視点が魅力的な、おすすめのエッセイをランキングにしてご紹介していきましょう。

BLとは「ボーイズラブ」の略で、主に少年や青年同士の愛を描いた作品のことです。昔から、濃密な人間関係を描いたBLマンガや小説が好きだった、という三浦しをんが、独自の視点からBLの世界を深く探究しています。一言にBLと言っても、そのジャンルはいろいろ細分化することができるらしく、それぞれのジャンルについての奥深い説明を、面白おかしく読むことができます。
- 著者
- 三浦 しをん
- 出版日
電車をよく利用するらしい三浦しをんは、いかにスムーズに改札を抜けるかを考え、その準備はいつも万端。駅弁を食べるタイミングに本気で悩んだり、他の乗客の話に聞き耳を立てるのが好きだったりと、読んでいて興味をそそられる彼女の日常が描かれています。家族についても度々語られ、母の理不尽な態度に本気の殺意を感じる、と語る場面では、自分の感情にとことん向き合っている姿が印象的です。
- 著者
- 三浦 しをん
- 出版日
- 2012-08-11
『白い巨塔』にはまっていたという三浦しをん。物語の世界にどっぷりとはまり込み、どちらの男がタイプか、付き合ったらどうなるかなどと妄想を膨らませる姿は、とても女性らしいのではないか、とすら感じます。それが2次元でなければ。
- 著者
- 三浦 しをん
- 出版日
- 2008-08-28
読書が好き、生活に密着している、という三浦しをんは、1日の大半を読書に費やしているそうで、その膨大な読書量には驚くばかり。これまでに読んだ、様々な本についての感想が書かれていますが、着眼点がとても面白く、本の紹介がされているだけなのに笑いがこみ上げてきてしまいます。本にまつわるエピソードなどもコミカルに語られ、他にはない魅力的なブックガイドになっています。
- 著者
- 三浦 しをん
- 出版日
- 2010-04-05
文楽とは、物語を語る太夫と三味線の音に合わせ、人形たちが物語を演じる、芸術作品で、文化遺産にも登録された、時代を超えて語り継がれている伝統芸能です。文楽を深く愛し、『仏果を得ず』という小説も発表した三浦しをんが、独自の視点から文楽作品の解説や、それを楽しむコツを教えてくれます。
- 著者
- 三浦 しをん
- 出版日
- 2011-09-15
三浦しをんのエッセイをランキングにしてご紹介しました。BLから伝統芸能まで、そのジャンルの幅の広さには本当に驚かされます。心が明るくなるエッセイばかりですから、気になるものがあれば、ぜひ気軽に読んでみてくださいね。