笠井潔は、美少女ゲームやスキーといった嗜好も作品に取り込み、濃い作品を生み出す硬軟併せ持つ作家です。

推理小説として刊行されているものの、笠井の思想や・哲学が前面に押し出されている表現が多く登場します。
- 著者
- 笠井 潔
- 出版日
宇宙規模の善悪二元論に古代の超文明、ムー大陸の末裔の吸血鬼と米ソスパイ組織、孤独なダークヒーロー、美女、美少女、アクションにエロスと何でもありの世界観は、破綻することなく、夢中にさせてくれます。物語前半の舞台であるパリの描写は、まるで石畳の匂いまで漂ってきそうな雰囲気があって、主人公の内面に添ってさえいるようです。
- 著者
- 笠井 潔
- 出版日
彼女は、世間を騒がせる猟奇的な連続少女殺人事件にまきこまれてしまったのか……殺人事件の被害者である少女たちの両親にはみな共通の過去があり、そこには因縁と確執が隠されているのでした。
- 著者
- 笠井 潔
- 出版日
「幻の小説『天啓の宴』は誰が書いたものなのか」というメインの謎に殺人事件を絡めて物語が進んでいきます。笠井独特の蘊蓄が散りばめられており、登場人物の設定や文章の表現にも「罠」が仕掛けられていて、良くも悪くも難解な展開ではあるのですが、面白さが際立っているのでページをめくる手は止められません。
- 著者
- 笠井 潔
- 出版日
スキーを趣味とする笠井の知識が織り込まれたミステリーです。オウム真理教をモデルにしたらしきカルト教団について、スキーを使って考察している作品でもあります。
- 著者
- 笠井 潔
- 出版日
- 2014-11-12
込み入ったトリックを駆使したミステリーが多い笠井潔。どんなジャンルの作品を書いても笠井作品だ!とわかるのがさすがですよ。ぜひ味わってみてくださいね。