直木賞作家であり、女性の心の奥に潜む心理を巧みに描き続ける唯川恵の作品は怖さを感じながらも、思わず共感し心揺さぶられるものばかり。ここでは、そんな唯川恵のおすすめ作品をご紹介していきます。

- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 2014-02-07
結婚をして仕事を辞める道を選んだ薫と結婚せずに仕事を続ける道を選んだ乃梨子。そんな彼女らの生涯を描いた作品が『永遠の途中』です。
物語は2人の最初の別れ道にして永遠に交わることのない運命の道をお互いが選ぶことから始まります。同じ職場で働いていた2人は同じ男性を好きになり、薫は思いを告げて結婚することに。一方乃梨子は自分の思いは隠したまま仕事に没頭していきます。
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
期待と裏切り、成功と挫折の繰り返しの中で2人は自分の歩んできた道が正しかったのかどうか何度も自分に問います。誰かに強制されたわけではなく自分の意志で選んできた道が間違っていなかったのか悩むのです。
人間は壁にぶち当たると自分がやってきたことは正しいのかを自問自答しがちです。自信を持って今の自分の生き様を語れる人というのは少ないのではないでしょうか。ここでも2人はお互いの生活を羨んだり、時には見下したり、またある時は無関心を装いながらも執着する自分をおさえることはできません。
作中では女性が直面するさまざまな問題に対して焦点をあてて、まるで唯川恵本人が経験してきたかのごとく2人の揺れ動く内面が赤裸々に描かれています。20代~60代までに2人は様々な人との出会いをして、最後にはやっと自分の生き方に対して意地を張るでもなくかといって卑下するのではなく、そのまま受け入れることができるようになるのです。
読みすすめていくと、自分も同じようなことしたなという場面に出会えるかもしれません。
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 2013-04-11
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 2004-06-27
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 2009-09-04
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 2004-10-20
唯川恵のおすすめ作品をご紹介しました。唯川作品には、様々な女性の姿が描かれています。女性読者は自分とどこか似ている登場人物を発見できるかもしれません。もちろん男性が読んでも楽しめる作品になっているので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。