金田一耕助シリーズを中心に、探偵小説を数多く書き上げた横溝正史。熱烈なファンも多い作家ですが、血なまぐさい作品を避けている方も多いかもしれません。ただ思い切って飛び込めば虜になるはず。今回は、横溝正史作品のおすすめを5作ご紹介します。

4月1日午前3時、中学校の寄宿舎に寝ていた葉山は、同室の栗岡が、鮮血に染まったシャツと短刀を行李(こうり)に詰め込む姿を目撃しました。翌朝、寄宿舎の一室で、血に染められたシーツと、粉々になった石膏細工の破片が発見されます。部屋に住む小崎が、深夜に何者かによって殺されたことが判明するのです。しかし肝心の遺体はなく、争ったあとがあるというのに、両隣の部屋の学生は誰ひとりとして物音を聞いておらず……。
- 著者
- 横溝 正史
- 出版日
従兄弟同士でありながら、お互いに憎み、呪い合って育った漆山万造と漆山代助。画家である二人は、美しい妖婦・お銀を巡って対立することになり……。
- 著者
- 横溝 正史
- 出版日
名探偵・由利麟太郎と相棒・三津木俊助が活躍します。
- 著者
- 横溝 正史
- 出版日
神田・お玉が池に住む岡っ引きの人形佐七が、次々と江戸の事件を解決していく捕物(時代劇)シリーズ。全180編に及ぶ作品であり、岡本綺堂『半七捕物帳』、野村胡堂『銭形平次 捕物控』、佐々木味津三『右門捕物帖』、城昌幸『若さま侍捕物手帖』と並んで五大捕物帳と称されています。
- 著者
- 横溝 正史
- 出版日
昭和12年(1937年)11月25日。岡山県の旧本陣の末裔・一柳家では、長男・賢蔵と小作農の娘・久保克子の結婚式が滞りなく執り行われ、午前2時前にお開きとなります。2時間後の明け方近く、新郎新婦のいる離れ家から、悲鳴と琴をかき鳴らす音が聞こえてきます。克子を育て上げた叔父の久保銀造たちが、雨戸を叩き壊して中に入っていくと、賢蔵と克子が布団の上で血まみれになって死んでおり……。
- 著者
- 横溝 正史
- 出版日
- 1973-04-20
横溝正史といえば金田一耕助が思い浮かびますが、それ以外にも多くの傑作を残しています。時代を超えて味わえる横溝作品を、ぜひ堪能してくださいね。