絵本や国語の授業などで宮沢賢治と出逢った方は多いのではないでしょうか。あの頃何を思って読んでいたでしょう。何を感じていたでしょう。あの頃から成長した今、宮沢賢治と再会して感じる気持ちの変化を楽しんでみませんか? 言わずと知れた名作から隠れた名作まで、9作品をご紹介します!

- 著者
- 宮沢賢治
- 出版日
- 2011-04-15
なるほど、忙しい店なのかと扉を開けると次の扉と注意書きがあります。「髪を整え、履物の泥を落としてください」なるほど、厳しい店だけど、それだけ高級なのかと扉を開けるとまたしても扉と注意書きが。「鉄砲を置いてください」「帽子、外套を脱いでください」「金属製品を全て外してください」「壺のクリームを手足に塗ってください」……。雲行きが怪しくなっていきます。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
- 2012-04-15
やはり動物たちとのやり取りが読みどころでしょう。ゴーシュは初めに来た猫を徹底的に懲らしめます。その時に怒りという感情を曲に込めることができるのです。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
- 1969-02-24
12月、大きくなった2匹は泡を吐いて遊んでいます。すると黒い大きなものが落ちてきます。かわせみだ、と2匹は首をすくめて怯えます。またお父さんが言います。そうじゃない、あれはやまなしだ。3匹はやまなしを追いかけ、おいしそうだねと、もう2日もするとおいしいお酒になると話、さあ、帰って寝よう。と自分たちの穴に帰って行くのでした。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
- 2015-04-15
山猫の話によると、おとといから面倒な争いが起こっていて、それには毎年苦しまされているというのです。もう3日目になる裁判、その内容はどんぐりの背比べです。文字通りどんぐり達が、頭の形のことで争っているのでした。とがってるのが偉い。丸いのが偉い。大きいのが偉い。いや、背が高いのだ。どんぐり達は各々自分が一番偉いと主張しています。「このとおりです。どうしたらいいでしょう。」山猫は一郎に相談をして……。
- 著者
- 宮澤賢治
- 出版日
- 2014-11-14
最後に気に入った擬音をいくつかご紹介したいと思います。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
- 2014-12-10
澄みきった透明感のある文体で書かれた作品です。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
宮沢賢治自身と重なる部分が多い『グスコーブドリの伝記』ですが、その共通性から「ありうべかりし自伝」と言われることもあるそうです。またグスコーブドリの自己犠牲的な行動から「自己犠牲を美化した作品だ」と批判を受けることもあったと言われています。しかし作品としての評価はいまだに高く、宮沢賢治の代表作の1つとなっています。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
- 1993-07-01
民族芸能を見たことから生まれた「原体剣舞連」や賢治の妹・トシの臨終の際を描いた「永訣の朝」など、単体でも有名な詩が多数収録されています。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
- 1999-09-25
以上、宮沢賢治のおすすめ作品9選でした。それぞれの作品の内容に触れてご紹介させていただきましたが、賢治の文章の魅力は、情景描写の豊かさにもあります。それは時に禍々しく、時に幻想的で、賢治の生み出す世界には必要不可欠な要素なのです。ここで書ききれないほど魅力に溢れた、自然を愛した偉人の世界をどうぞお楽しみください。