ライトノベルからスタートし、一般文芸枠でも活躍し続ける杉井光。キャラクターが非常に魅力的で生き生きとしていて、展開も構成力の確かさが際立ちます。そんな杉井光の作品のおすすめを6作ご紹介します。

「謎」解きのような雰囲気で「化生」の正体が明かされる過程も巧みで、元気な女の子、幼い女の子、巫女などの萌えの要素を多分に押し込みつつも、作者が自ら意図的な感じで崩しているように受け取れる作品です。また、表現の技術が素晴らしく、淡々とした短い文章なのに情景やキャラクターの心情がしっかりと伝わってきます。
- 著者
- 杉井 光
- 出版日
著者によれば、プロットよりも先に核となるキャラクターから作り込むという形をとり、事件を作り、そこに肉付けする作品の作り方をしたらしく、結果として渋谷を舞台とした麻薬やギャングが登場する展開となったそうです。
- 著者
- 杉井 光
- 出版日
- 2007-01-06
それぞれのうんちくともども数多く出てくるものの、音楽ファンではなくても充分にわかりますし、楽しめるような配置のされ方をしています。むしろ、エピソードの象徴として、作品のイメージや人物を印象づけるような巧みな選び方なので、感心してしまうのではないでしょうか。
- 著者
- 杉井 光
- 出版日
この作品の中に登場する19世紀頭には、本来あるはずのないもの、たとえば、電話、列車、飛行船、戦車などが存在しており、時代考証的にはちょっと文明の歪みがあるのですが、異世界というわけではありません。同じ時間の流れの中の支流となっています。
- 著者
- 杉井 光
- 出版日
- 2012-05-10
探偵は出てきますが、ミステリーは薄めです。それでも、設定はしっかりしていて展開も面白いですし、登場人物も可愛らしく、ひかげにもしっかり見せ場があります。学園ラブコメらしい明るさも楽しさもあふれていて、読んでいて気持ちが弾んできます。
- 著者
- 杉井 光
- 出版日
- 2011-12-02
ほのぼの系のライトノベルですが、メタネタがいたるところに散りばめられており、作中に登場する人外作家たちには全てモデルがいるというのも、この作品の特徴です。
- 著者
- 杉井 光
- 出版日
- 2008-09-16
自身が音楽をしていたことを活かす作品の多い杉井光。文章や構成の巧みな作家です。シリーズが多いのですが、気負わずに読めますので、リラックスしながら読んでみてくださいね。