デビュー作から映像化されて、注目され続ける市川拓司。カジュアルな華やかさをイメージするかもしれませんが、筆致は繊細で純粋です。そんな市川拓司のおすすめ小説を6作ご紹介します。

市川拓司は長編も短編もファンタジーな色彩を強くもっていますが、やはり土台にあるのは「愛」なのだなとしみじみ感じました。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
- 2014-07-24
逆らえない「時の逆転現象」の中で、ふたりだけの閉ざされた世界での純愛の形が切なく、かつファンタジックに描かれています。事件が起こるわけでもなく、淡々と過ぎていく日々。メリハリのある作品ではありませんが、だからこそふたりの愛情の切なさが沁み込むのかもしれません。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
市川拓司が愛する映画『ノッティングヒルの恋人』のオマージュではじまるファンタジックな青春ラブ・ストーリーです。水とアクアプランツの美しさと、初恋の女性との切ない交流が胸に響きます。涙が止まらないというより、今を大切にしなきゃいけないと実感させられます。それは、市川拓司が本当に描きたかった、伝えたかった思いだったのかもしれません。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
- 2007-04-06
3編とも主人公が恋をするのは周りから変わり者扱いされている人たちです。歌が好きで自由な転校生だったり、絵が上手でいつもラッパを持っている女の子だったり、家庭環境が複雑な落ちこぼれだったり。ですが、それらは見る人が見ればその人の才能や魅力であるということを気づかせてくれます。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
- 2014-04-10
悲しい未来につながるとわかっていても、もう一度会いたかった大切な人。そして、その人にむかって発せられる言葉――「愛してる」――そこには深く強く優しい決意が込められていました。切ないけれど、とても前向きになれる純愛と再生の物語です。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
- 2007-11-06
嘘つきな女の子の存在感がいとおしくて、切なくて、悲しくて、どうして幸せになれないんだろうと、読んでいるこちらが悔しくなってしまいます。それだけヒロイン静流が魅力的なのです。
- 著者
- 市川 拓司
- 出版日
- 2008-10-07
純粋でひたむきな「愛」を描き続ける市川拓司。映像化作品が多いので、それぞれの違いを比べて楽しむのも素敵ですね。まだ読んだことがない作家の小説を探していたら、ぜひ市川拓司の作品を読んでみてください。