ファンタジックミステリーを得意とする技巧派作家の松尾由美。異世界やちょっと不思議な登場人物に寄る謎解きと優しくやわらかい語り口の作品が人気です。そんな松尾由美のおすすめ小説を7作ご紹介します。

コンテスト入選作でもあるシリーズ第1話『バルーン・タウンの殺人』はこんな物語です。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
安楽椅子が「安楽椅子探偵」を務める異色作である『安楽椅子探偵アーチ―』は、設定こそ奇抜ですが、謎解きはオーソドックス。少々児童文学の要素もあるかもしれません。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
読んだ後に優しくて幸せな気持ちになれるシリーズで、真以の恋の進行にもとてもきゅんとします。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
- 2008-07-10
「あの松尾由美がこんなまっすぐな切ない恋愛を書くなんて」と、『文学賞メッタ斬り』でおなじみの文芸評論家・大森望が言ったほどのラブ・ストーリーです。彼女自身が「なんだかすごく恋愛を書きたくて」書いたというこの作品は、惹かれ合いつつも結ばれることのない二人の切なさが雨のように胸に沁み込む感動作です。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
- 2007-08-28
半信半疑ながら、平野に言われた通りに詩織は行動します。「未来の」平野にはある目的があって、それが物語の肝となっています。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
- 2016-02-10
物語は、晴奈は幼かった頃の事件を炭津に話すことにすることではじまります。実家が放火で全焼し、家の中から誰も知らない女性の写真が出て来て、立石家の謎となっていました。この謎を、炭津はどう解くのでしょうか。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
- 2014-04-10
ラブ・ストーリーでありミステリーが共存している作品ですが、物語としては男性が不安定な自由業、女性が安定収入のある勤め人という経済的な背景や、食事を作るとか片付けるとか、相手を想うがための嫉妬といった30代の男女が同居する上での事情や機微が繊細に描かれています。身につまされる、なんて方もいるかもしれません。
- 著者
- 松尾 由美
- 出版日
- 2012-02-14
ファンタジックでありつつも、心に沁みる物語を紡ぐ松尾由美。紹介した作品はどれも短編連作ですので、通勤通学の電車の中や休憩時間、ちょっとした休息の際に1編ずつ、じっくりと読んで、この世界観にひたってみていただきたいです。