ダイナミックで息もつかせぬ展開を見せる作品の数々。船戸与一の作品は、好き嫌いははっきり分かれるかもしれませんが、そういう作家だからこその魅力が満載です。 「現代史と同伴随行したい」が口癖の船戸おすすめ作品を5作ご紹介します。

ここからが『猛き箱舟』は本章に入っていきます。そう、この作品は香坂の復讐の物語というわけなのです。裏切られて捕虜となり、解放戦線の権力闘争、捕虜収容所脱出など、目まぐるしい変遷の中でチンピラだった男は鍛えられた屈強な兵士となっていきます。まさに、船戸与一のザ・冒険小説です。
- 著者
- 船戸 与一
- 出版日
とにかくドラマティックでスピード感あふれる展開、ページを捲る手が止まりません。作家・夢枕獏も絶賛したという船戸与一の名作です。
- 著者
- 船戸 与一
- 出版日
- 2014-08-05
中東情勢や時代背景がわからないととっつきにくいのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。ページを捲り、物語が動きだしたら、確実に夢中になれます。いろいろな立場の人間の胸の秘める理想や思惑。信念を貫いて戦っても、この戦いに未来はないように感じられるやるせなさ、すべてが胸に響きます。
- 著者
- 船戸 与一
- 出版日
- 2014-05-08
ロシアの南下政策を阻止するためにアイヌを利用しての紛争を作り上げるポーランド、蝦夷地を直轄したい幕府と権益を死守したい松前藩の思惑が入り乱れる中で、アイヌ民族最後の蜂起となった「国後・目梨の乱」を描く船戸与一の傑作です。
- 著者
- 船戸 与一
- 出版日
- 2012-01-07
その描き方は実に鮮やかです。活劇シーンも、ゲリラや軍人たちの戦いも、大迫力で展開していきます。
- 著者
- 船戸 与一
- 出版日
船戸与一といえば、冒険小説と思えるほどの作家ですし、そのイメージ通り、短い文でテンポよく小気味よく展開していくエンターテインメント作品ばかり。好きか嫌いか断ずる前にまずは1作読んでみていただきたいです。