次に読む本で迷っているという方、予想のつかないトリックで読者を翻弄するミステリーはどうでしょうか?読み始めたらページを繰る手が止まらない、そんなアガサ・クリスティーのおすすめミステリー小説をご紹介します。

犯人の性格が非常に猟奇的です。普通の人なら満足する幸せを手に入れても、満足できず強欲をだし様々な物を手に入れます。しかしすべて自分の物になった途端、逆に虚無感に襲われるのです。そして、その時には本当に大切なものは永遠に失っているのです。
- 著者
- アガサ・クリスティー
- 出版日
- 2004-08-18
外に出られない緊張感と疑心暗鬼に陥った不安をこの作品は良く描いています。特に仲の良かった主人公夫婦が喧嘩をする場面は、ちょっとしたことで崩壊する他人への信頼がよく表されています。「親しい人たちに囲まれていると思い込んでいたのに、はっと気がついて見ると、まわりはもうみんな見知らぬ人ばかり。親しいふりをしていただけ」という言葉が印象的です。
- 著者
- アガサ・クリスティー
- 出版日
- 2004-03-16
主人公は元俳優です。物語もそれに合わせ、1部2部ではなく1幕2幕と表現されています。ポアロも登場しますが、後半まで目立ちません。物語の舞台の照明役として、陰からヒントを与えている場面が多いです。
- 著者
- アガサ クリスティー
- 出版日
主人公の祖母、エサが非常に魅力的です。老獪ですが茶目っ気のある老婦人で頭の回転も非常に良く、彼女の支えがなければ主人公は事件解決の糸口を掴めませんでした。
- 著者
- アガサ・クリスティー
- 出版日
- 2004-04-16
島から脱出する手段が無く、一人一人と死んでいきながら、犯人が誰なのか全くわからない緊張感がすごいです。結末を知れば、犯人の行動はわかりやすいのですが、再読しない限りなかなかトリックに気づけません。
- 著者
- アガサ・クリスティー
- 出版日
- 2010-11-10
ミステリー作家として有名なアガサ・クリスティーですが、前述したように人の負の部分や心の闇の描写が上手いため、ホラー作品も手懸けています。巧みな人間観察眼からロマンス小説も執筆しており、幅広いジャンルが得意といっても過言ではありません。興味のあるテーマから作品を読んで、クリスティーの多彩な才能を味わっていただきたいです。