2015年で、江戸川乱歩は没後50年。芸人で芥川賞を受賞した作家の又吉直樹も大のファンだとか。2016年5月には、三鷹の森ジブリ美術館で、「幽霊棟へようこそ~通俗文化の王道~」の展示が行われました。 今回は、短編の中にも奇怪極まる乱歩の世界を紹介します。

「これがごらんになりたいのでございましょう」
- 著者
- 江戸川 乱歩
- 出版日
- 2005-01-12
絞殺体の身体中にあった生傷、電灯に残された指紋。疑惑は第一発見者でもある明智小五郎にも及び……。今作で初登場となる明智小五郎が解き明かす、事件の思いがけない真相とは。
- 著者
- 江戸川 乱歩
- 出版日
- 2015-09-19
両親が亡くなり、莫大な遺産を受け継いだ主人公は、鏡をあらゆる方法で使い自分の世界にのめり込んでゆきます。
- 著者
- 江戸川 乱歩
- 出版日
日課のように屋根裏へと忍び込んでいたある日、未だに見たことがなかった空間を発見します。その部屋は、三郎が一番好まない男の部屋でした。そして、男を誰にも気付かれずに殺せる、ある方法を思い付くのです。
- 著者
- 江戸川 乱歩
- 出版日
- 2008-09-25
椅子職人であった彼は、無理難題な注文を受け、様々な椅子を製作しているうちに、他の誰も思い付かないような事を実行に移します。それは自分が作った椅子の中に、自らが入り込むという人間離れした事でした。
- 著者
- 江戸川 乱歩
- 出版日
- 2015-03-20
「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」
江戸川乱歩の座右の銘でもある言葉です。
彼の作品は大きく分けると、本格探偵小説、犯罪怪奇小説、そして少年に向けた推理小説の3つに分類されますが、乱歩にとって、本当は垣根など存在するものではないのかもしれません。
現在も企画されている江戸川乱歩賞では、賞として贈られるブロンズ像の他に、国内最高額である一千万が副賞として贈られます。受賞後も活躍する作家が多いのも、江戸川乱歩賞の大きな特徴であるとも言えるようです。
さあ、そんな稀代の名作家、江戸川ワールドを是非、活字の世界でお楽しみ下さい。