落ち込んでいるあなたに捧げます!『太陽のパスタ、豆のスープ』
相手から突然の婚約破棄宣言。主人公の明日羽ならずとも、人生最大の危機に陥る出来事です。彼女は伯母から「ドリフターズ(やりたい事)リスト」を作る事をすすめられます。
このリストを作ることで、彼女は真剣に自分の「心」と向き合うのです。
「私はこれまで悔いなく過ごしてきただろうか」
「相手の意見やその場の空気に流れていなかっただろうか」
- 著者
- 宮下 奈都
- 出版日
- 2013-01-18
「自分の心を見つめ直すこと」「その日その日を一生懸命生きること」で少しずつ成長してゆく明日羽にとって、不味い「太陽のパスタ」も、美味しい「豆のスープ」も、彼女の「明日」には必要だったのです。
「癒しのスープ」がのみたいあなたにおすすめです。
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ピュアな恋に触れてみませんか?『ふたつのしるし』
「マイペースで他の子と一歩ずれてしまう男の子」ハルと、「周囲から浮かないよう息を潜める優等生の」遥名。6歳の歳の差のあるふたりが、別々の場所で、恋や仕事や失意を経験しながら、その日を迎えるまでのプロセスを綴った一編です。
物語は数年ごとに、アルバムをめくる様に、時間を飛びながら進みます。ハルと遥名は次第にお互いを愛おしい存在として意識してゆくのですが、ハルが高校生になり遥名が社会人になっても、ふたりの生活は平行線状態で進んでゆき、なかなか交錯しません。
東日本大震災にも触れながら、作者はふたりの紆余曲折を丁寧に描いてゆきます。
- 著者
- 宮下 奈都
- 出版日
- 2014-09-19
平凡でも、「心を許すことができる」、「波長が合う」相手に出逢い、その人を愛する事が出来たら、その人にとってはそれが「最高の幸せ」であると証明する為に、敢えて回り道をさせながら、一極へと導いてゆく語り口に、知らず知らずに引き込まれてしまう作品です。
心の中をリフレッシュさせたい人必見です!『誰かが足りない』
古いレンガ作りで、屋根に蔦を這わせて建っている小さな一軒のレストラン。店の名前は「ハライ」。誰もが、初めて来たのに懐かしいと感じるようなお店です。
このレストランは、予約を取るのも難しいお店ですから、満席になっているはずなのに、一席ぽつんと空いています。誰かが予約したのでしょうが、そこに誰かがいません。
愛せる誰か、愛してくれる誰か、信じたい誰か、信じてくれる誰か、共に笑い、共に泣いてくれる誰か。
- 著者
- 宮下 奈都
- 出版日
- 2014-10-16
本作は、同じ日同じ時間に「ハライ」に予約を入れた六組の客が繰り広げる日々を綴った短編集です。予約から来店に至るまでのエピソードが、オムニバス的に展開されています。
物語の主人公が抱えている悩みや、苦しみは、人が一度は経験するものばかりです。この本の中から溢れる優しさや癒しに、きっとあなたは救われるでしょう。ドラマチックでなくても、「ちいさな幸せ」が本当の「幸せ」だと感じさせてくれる一冊です。
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