「心霊探偵八雲」シリーズなど、多くのミステリー作品を描く神永学。非常に読みやすく、感情をダイレクトに伝える文章が魅力です。それだけではなく、”読みやすい”ストーリーの中に、奥深いメッセージが隠されているのです。今回は、神永学のおすすめ作品を紹介していきます。

神永学(かみなが まなぶ)は1974年生まれ、山梨県出身の小説家です。映画監督になることを志し、山梨県の高校を卒業後に日本映画学校(現在の日本映画大学)に入学しています。
卒業後は映画制作をしていくのですが、家庭の事情が重なり、一般企業に勤めました。その頃から小説を書きはじめ、『赤い隻眼』でプロデビュー。この作品は、のちに『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』に改題されました。
SFや時代劇が織りまぜられたミステリーを描いていて、さまざまなシリーズが刊行されています。デビュー作にして代表作でもある「心霊探偵八雲」シリーズは、舞台化やアニメ化もされました。
今回は、神永学のおすすめ作品を5作紹介していきます。
彼の作品のタイトルには、いつも話のキーとなる人物の役目と名称が入っています。
- 著者
- 神永 学
- 出版日
- 2008-03-25
数学に関して無知な新人女性刑事・新妻友紀は、御子柴の放つ聞いたことのない理論に、説明を求めます。
- 著者
- 神永 学
- 出版日
- 2011-09-01
殺生石は、不死の石とも呼ばれ、彼女が傷を負うと、近くの生を吸い、彼女を復活させます。
- 著者
- 神永 学
- 出版日
- 2016-07-07
この本には、事業を失敗し、 ホームレス生活をしていた有川浩介が出てきます。彼は、就職活動をしている際、かつての部下が会社を立上げ、社長になっていることを知ります。そのことを知った彼は、自分の愚かさとプライドにより人生に絶望し、家族を残して自殺をしようとします。
- 著者
- 神永 学
- 出版日
- 2015-01-20
話は、フルート奏者朽木奈緒美が悪夢を見始めたことから始まります。
- 著者
- 神永 学
- 出版日
- 2010-06-23
神永学作品の魅力は、憎たらしくも愛らしい主人公や先が気になるストーリー展開だけではありません。何故なら、彼の作品には、いつでも生と死について書かれています。”生”とは”死”とはなんなのか、読みやすい文章の中に隠されたメッセージの奥深さがあるからだと思っています。