1日1体、モンスターの顔を作って遊ぼう!
絵本作家tupera tuperaさんによる人気シリーズ『かおノート』の第3弾、『かおノート モンスター』。この本は、本文も表紙と同じように、1ページに1つ、様々なモンスターの顔が画面いっぱいに描かれているのですが、それらが全部、福笑いの顔みたいに“のっぺらぼう”なのです。
巻末に付属されている顔パーツのシールや、何か自分で用意した素材を使ったり、あるいは書き込んだりして、モンスターの顔を自由に作って遊ぶためのドリルのような絵本。パラパラめくっていくと、中にはサボテンとかドリアン、パンプキンの写真なども紛れていて、なるほどモンスターに見立てて遊ぶにはよいモチーフだなあと思います。
ボリュームたっぷり、52種類も作れるので、夏休み中毎日1つずつ作ってもまだ余るほど。夏休みの宿題ドリルがこれだったら…促されずともサクサク進むんでしょうね(笑)
- 著者
- tupera tupera
- 出版日
- 2015-12-10
粘土遊びしたくなる、ピュアな佇まいのモンスター達。
子どもの頃は、絵を描くより粘土遊びが好きだったなあ! とおっしゃる方は、『新世紀モンスター』をご覧になると、眠っていた童心や創作意欲を掻き立てられるかもしれません。
自閉症のハンディキャップを持つ斉木雄太さんは子供の頃から創作活動をされており、そのモチーフの多くが怪獣やエイリアンといったモンスター。色鮮やかで愛嬌のあるモンスター達は、どれも彼が思い描いたものを自分の手で形にしたもの。写真は岩本竜典さんによるものです。どれも街中で撮影されており、指の動きを写し取ったような独特のフォルムのモンスター達が、リアルな風景の中にいることで、ありのままを望むピュアな心を与えられたかのような印象に仕上がっています。
近く新刊発行予定があり、7月22日からはペーターズギャラリーで斉木雄太さんの個展が開催されるとのことですので、東京近郊にお住いの方は、親子でお出かけになってみてはいかがでしょうかか?
- 著者
- 斉木雄太
- 出版日
- 2014-08-28
モンスターを創ることになった、プロの仕事とは?
プロのクリエイター集団が、「モンスターを創る」となった場合、どのようにして形にしてゆくのでしょうか。『ジ・アート・オブ・モンスターズ・インク』を読めば、その現場でのやりとりを垣間見ることができます。ピクサーが映画『モンスターズ・インク』の製作を行った際に、そのスタッフが試作した多くのアイデア・スケッチ・アートをまとめた画集です。映画の世界観を際立たせるためのインスピレーションやエッセンスとしての役目を果たすに留まったものがほとんどであるにもかかわらず、見ごたえのある画集に仕上がっています。
モンスターが暮らす街・メインキャラ・働く会社(工場)・魅力的な脇役。4つのテーマでまとめられた試作の数々から浮かび上がるのは、関わるクリエイター達の自由闊達なブレインストーミングによって、あの世界観を導き出した足どりです。物語の基礎部分をとことんまで補強する姿勢と、それを叶える想像力。ピクサーがヒットメーカーである所以を証明する1冊です。
- 著者
- ["ジョン ラセター", "ピート ドクター"]
- 出版日