様々な文学賞を受賞し、世界的な知名度も高い小説家、吉本ばなな。女性ならではの切なく美しい作品から、多くのファンを獲得しています。著作数も非常に多く、書き手ならではの世界観を確立したベストセラー作家と言えるでしょう。

みかげが雄一の家に居候している間、眠るのはいつもキッチンです。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
病弱ですが、容姿端麗で成績も良いつぐみは、地元一の美人と評判です。しかし、作中ではまりあに対し、「よう、ブス」と言い放つなど、口が悪く、容赦のない態度も目立ちます。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
ただ明るく、ほのぼのとした世界観を堪能する作品ではなく、辛い出来事や心の傷が描かれた作品ばかりを集めた一冊となっています。しかし、ただ暗く陰惨に終わらせるのではなく、出会いや努力の先に、光が見えてくる。そんな希望ある展開は、吉本ばななならではの仕上がりだと言えるでしょう。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
- 1996-05-29
のんびりとした美しい風景描写は、吉本ばななならではの雰囲気だと言えるでしょう。しかし一方で、子どものころの記憶がない弥生や、そこに深く触れない家族、やがて取り戻されていくひとりの姉の記憶、その先の衝撃的な事実など、様々な要素が含まれてきます。そして、弥生が叔母から感じていた不思議な懐かしさの理由も、ゆっくりと明かされてくるのです。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
- 1991-09-01
「潮が満ちるように眠りは訪れる。」という一文があるように、寺子はひとりでいると、どこまでも果てしなく深い眠りに落ちてしまう女性です。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
- 2002-09-30
麗しく澄んだ川の描写からスタートする作品です。本作『ハゴロモ』はもちろんのこと、吉本ばななの初期作である『キッチン』や、『白河夜船』など、著者が描くゆるやかな川の流れは、作品全体の雰囲気を作り出す役目をもっています。
- 著者
- よしもと ばなな
- 出版日
- 2006-06-28
タイトルの「なんくるない」は、沖縄の言葉で「どうにかなる」という意味を持っています。生真面目に必死気に生きている登場人物たちに、思わずかけたくなる言葉かもしれません。無意識に自分を縛っていたものを、少しずつ解いていくことが出来る作品が集められています。
- 著者
- よしもと ばなな
- 出版日
- 2007-05-29
都会から帰って来た主人公をふるさとが迎えてくれ、第二の人生を送る後押しをしてくれる展開は、吉本ばなな作品ではおなじみでもあります。しかし、この作品の舞台となるふるさとの町は、寂れて疲れてしまった小さな町でした。
- 著者
- よしもと ばなな
- 出版日
- 2006-06-01
主人公の祖母をはじめとして、ハチの育ての親も、スピリチュアルな世界をとても大切にしています。本作は、全体を通し、「不確か」な要素を守っている人々がたくさん登場するのが特徴です。目に見えない世界を共有することで、彼らだけの絆を深めていくのでした。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
- 1998-08-01
作中、記憶を失ってしまった朔美に対し「あなたは、半分死んでいるんだわ」というセリフが投げかけられます。記憶を少しずつ取り戻しながらも、「大切な何かが失われたまま」だという感覚が消えないのでした。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
- 2002-09-30
いかがでしたか?長編から短編まで、吉本ばななの作品はどれも魅力がたっぷりです。唯一無二の世界観に、ぜひ触れてみてください。