おちゃめな王様が大暴れする「王さま」シリーズでおなじみの寺村輝夫。彼の描き出す世界は、人間味のあるキャラクターの魅力に溢れています。今回は、笑いたい時、ちょっと怖い話を読みたい時、気分に合わせて選べる5つの作品の紹介です。

自由気ままな王様は、嘘をついたり、勉強を嫌がったり……。欠点もあるけれど、小屋にぎゅうぎゅうに詰め込まれた鶏を可哀そうだと思う優しい心も持っています。心の中ではいろいろと考えているのに、言葉数が少なく、「あ、うん」としか言わないぶっきらぼうな態度にも、親近感がわきますね。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1998-05-01
挿絵はカラーが多く、文字も大きいので、小学校中学年くらいから一人で読めるでしょう。本が好きなら、小学校低学年からでも読めると思います。そのくらい優しい作品です。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1977-06-20
ゲームに負けて家来と喧嘩する王様や、捕まえた虫に向こうを向けと芸を仕込もうとする王様。言葉遊びの面白さを味わうことができ、一度読んだら忘れられない楽しいエピソードが満載です。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
この絵本は、優しくポンと叩くたびに新しい何かが生まれます。卵からヒヨコが生まれ、ヒヨコが雌鶏に成長し、雌鶏はいくつかの卵を生み出すのです。目まぐるしい展開とリズム感あふれる文章が、赤ちゃんの心を引きつけます。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 2003-07-01
ワニやライオンに出会っても、赤ちゃんはいつも通りです。「あばば、うぶー」と言うと、みんな赤ちゃんの可愛さに負けて、食べるどころか大切に扱ってくれます。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1989-01-01
寺村輝夫の描き出す世界に登場するキャラクターたちは、一癖も二癖もあって、どこか憎めない魅力があります。子どものように柔軟な発想力で描かれたそれらの作品たちは、クスっと笑ってしまいたくなるようなシーンもあり、心が温まるようなシーンもあり、読み手を飽きさせないのも魅力です。