表紙の絵の可愛さに騙されてはいけません。子どもはもちろん、大人も十分楽しめる本格的なストーリーが詰まっています。そんな太田忠司の人気シリーズからショートショートまで、選んでみました。

太田忠司の「狩野俊介」シリーズは、事件の陰惨さと、それを解決に導く狩野少年の純粋さのコントラストが印象的です。本作はシリーズ第1作目にあたります。
- 著者
- 太田 忠司
- 出版日
- 2009-06-25
450ページという長編で、いくつもの事件が絡まりあう複雑な設計にもかかわらず、一気に読めてしまうのは太田作品ならではです。思春期特有の悶々とした想い、純粋な友情、許されることのない歪んだ愛情……心理描写にも深みがあり、単なるミステリーでは終わりません。
- 著者
- 太田 忠司
- 出版日
- 2008-01-10
どこか達観したような成熟さと高校生らしい純朴さを持ち合わせた主人公の甘栗晃と、跳ねっかえりでわがままだけれど甘え上手なエルム。2人のキャラ設定がかわいらしすぎて、ついつい応援したくなってしまいます。メインの2人を囲むキャラクターも生き生きと描かれていて、会話の掛け合いも楽しめるのは太田作品全体に通じるところかもしれません。
- 著者
- 太田 忠司
- 出版日
- 2010-02-25
セクメトシリーズの魅力は何といっても登場人物のキャラクターでしょう。かわいい&ハイスペック&ツンツン&でも時々純情なナツキと、有能&熱血漢な和賀刑事の組み合わせは、安定した魅力で読者をひきつけます。
- 著者
- 太田 忠司
- 出版日
- 2014-12-20
ごく普通のはずの「私」が出会う不思議な出来事の数々。わずか2ページほどの短い文章のなかに、完全な物語と、衝撃の展開がおさまっています。思春期に星新一に刺激を受けて執筆活動を始めた作者にとって、本作は自身の原点と言えるでしょう。
- 著者
- 太田 忠司
- 出版日
- 2013-09-17
いかがだったでしょうか。ボリュームがあるように見えて一気に読めてしまう気軽さも太田作品ならでは。魅力的なキャラクターと意外性のあるストーリーを楽しんでみてくださいね。