ようこそ実力至上主義の教室へ9 (MF文庫J)
「よう実」の略称で親しまれている人気ライトノベルシリーズ『ようこそ実力至上主義の教室へ』。実力を隠した本当はすごい少年を主人公に、完全実力主義の学校を舞台にくり広げられる学園ラブコメディです。

希望する進学先や就職先を100%手に入れられるという東京高度育成高等学校。そこは、学費なども全て国が負担している全寮制の名門校で、キャンパス内には様々な設備が整い小さな町が詰め込まれたような恵まれた環境なうえに、毎月キャンパス内で金銭として使えるポイントが支給されるという一見すると理想郷のような学校です。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2015-05-25
1巻に引き続き、ストーリーが派手に展開していくというよりも、キャラクター達の過ごすそれぞれの日常が際立つ一冊です。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2015-09-25
全寮制の学校で外部との連絡も制限されているという設定もあり、前巻までは学校という範囲で物語が進んでいましたが、夏休みに入った本作では、いきなり無人島が舞台になります。これは学校が用意した特別試験で、無人島で1週間のサバイバル生活という舞台が、これまでにない新鮮さを感じさせてくれます。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2016-01-25
3巻から続き、夏休みの特別試験のお話です。前巻は無人島でのサバイバルゲームでしたが、今回は舞台を豪華客船上に移し、知略を巡らせる頭脳戦をくり広げていきます。その中で、清隆はかなり本性を見せ始めました。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2016-05-25
4.5巻というナンバーから、ちょっとした番外短編なのかなと予想する方も多いかもしれません。内容は、Dクラス以外のキャラクター達の話が、主人公の清隆目線で進められていく5編のショートストーリー集です。ショートストーリー集といっても、それぞれが独立しているわけではなく、全てが繋がっていく形式になっています。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2016-09-23
これまで、主人公の清隆が隠し持っている実力が小出しにされてきましたが、この巻ではいよいよその能力を周りも知ることになっていきます。もちろん全てではありませんが、清隆がただの平均以下の凡人ではないことに周りの人間も気が付いていく様子にはワクワクするものがあるでしょう。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2017-01-25
中間テストの結果が発表された清隆達ですが、次に彼らを待ち受けているのは期末試験。本巻ではその期末試験で、Dクラスと、Cクラスのリーダーである龍園との勝負が描かれていきます。試験で勝負といっても、単純に点数を競うのではなく、クラス同士で試験を作り合い、互いに問題を解くというものです。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2017-05-25
期末試験でDクラスやCクラスのリーダー・龍園と対決をしていた清隆達。冬の寒さも厳しくなってきた12月、清隆を中心に結成されたグループは、Cクラスの異変に気が付き始めていました。
それはどうやら龍園の手が回っているようで、Dクラスとのポイント差が僅かになったことから龍園達も焦っているようでした。清隆は事の真意を問いただそうと、自分たちのことを見張っていたAクラスの神室に声をかけますが……!?
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2017-10-25
季節は12月のクリスマス直前。清隆達は、活発化している龍園達の動きを警戒しつつ、自分達もそれに対抗すべく動き出していました。そんな中で、今回は清隆と父親が一騎打ちの勝負をすることになります。
勝負といっても殴り合いでも勉強でもなく話し合いですが、なかなか手に汗にぎるものがあります。父親は「命令」と称して清隆に退学を迫ってきますが、清隆はそれを拒否。もちろんそれだけで父親が退くわけもなく、清隆の入学に協力してくれた執事とその家族を社会的に抹殺したと言い出します。
しかし清隆もさらに強者でそんな父親の言葉にも平然と対応するなどの成長を見せ、父親を僅かに動揺させることに成功しました。この辺りはぜひ一気読みすることをオススメします。
もちろんメインの龍園との対決からも目は離せません。長かった2学期がようやく終わり冬休みに入り、龍園との勝負にもようやく決着がつきます。とはいえ、龍園がこれでフェードアウトするとは思えないので、今後も何かしらの活躍をしてくれそうなキャラクターとして期待ができそうです。
ちなみに、堀北と櫛田はあまり出番がないので、ファンの方はちょっと寂しく感じるかもしれません。
長かった2学期も終わり学校も冬休みに突入。12月といえばクリスマスシーズンですが、イブを翌日に控えた23日、軽井沢恵は佐藤麻耶と会っていました。麻耶は清隆とデートをする予定で、どうやったらデートを成功させられるのかと恵に相談していたのです。
しかし、そんな相談をされる恵の心中も穏やかではありません。なぜなら、恵もまた、清隆のことが頭から離れなくなってしまっていたのです。
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2018-01-25
今回は、7.5巻ということで短編集です。もはやメインヒロイン級の扱いになっている軽井沢恵が恋の相談を受けてヤキモキする話や、一人映画を観に行った清隆が同じように一人で映画を観に来ていた伊吹澪と遭遇、なぜか勝負事が起き密室に閉じ込められるという話など、様々なキャラクター達が過ごすクリスマス前後の話が描かれていきます。
本巻では清隆が麻耶とデートしていますが、この2人はこの時点ではまだ付き合っていません。麻耶のほうは告白までしたいと考えており、実際にそれを実行もしますが、清隆はあっさり振ってしまいました。でも、麻耶なら付き合ってもいいと思わなくもなかったようなことも言っており、清隆の恋愛観に思わず笑ってしまう方も多いかもしれません。
同時に、恵と清隆の関係性も変わってくることになるのですが……。この辺りはぜひ実際に手に取って確認してみてください。本編の箸休み的な巻ですが、ファン心をくすぐる1冊です。
遂にDクラスが、Cクラスに昇級!幸先のよい3学期を迎えた清隆たちでしたが、学期開始早々、山奥にある校舎へと連れていかれました。
しかし連れてこられたのは彼らだけではなく、高度育成高等学校に通う全生徒。そこで告げられたのは、全生徒による特別試験「混合合宿」の実施で……!?
- 著者
- 衣笠彰梧
- 出版日
- 2018-05-25
前巻は、本編からは少し離れた箸休め的な巻でしたが、今回は一転。がっつりと本編が進められます。
3学期を迎えた清隆たちは、ついにDクラスからCクラスに昇級。しかし喜びも束の間、彼らは特別試験「混合合宿」に挑むことになるのです。
この合宿は名前のとおり、全学年が複数のグループに振り分けられておこなう試験。勝利すればポイントをもらえますが、最下位になったら、そのグループの責任者は退学処分にされるという恐ろしいものでした。
グループ分けの結果、清隆は高円寺六助と一緒のグループになりました。この高円寺という人物は、自由で個性的、一言で行ってしまえば変なヤツなのですが、スペックは万能型。存在感は十分で、本巻では目を離せないキャラクターの1人です。
試験をどうクリアしていくかという部分も気になりますが、一方でグループ内でのいざこざと、それをどう乗り越えていくかも気になるところ。
ちなみに本巻では、ラノベではちょっと珍しいかもしれない男子風呂の回もあります。女子のお風呂や水着の回は他にもたくさんありますが、男子のお風呂は案外珍しいかもしれませんね。男子高校生らしい笑えるシーンにも注目してみてください。
清隆との対決を狙い、一ノ瀬をつぶすことを画策する坂柳は、彼女に対する噂を学園中に蔓延させてしまいます。根も葉もない噂のなかには、彼女の本当の過去も含まれていて……。
ようこそ実力至上主義の教室へ9 (MF文庫J)
2018年09月25日![]()
本巻はヒロインの1人、一ノ瀬帆波がメインの内容です。彼女はBクラスに所属している女子ですが、その明るく誰とでも仲良くなれる性格から、他のクラスである清隆たちとも交流があります。
鈴音から「本当の善人」と言われるほどなのですが、実は過去に万引きをしたことがあり、今回はそのことがきっかけで坂柳の企みのターゲットにされてしまうのです。
噂のほとんどは根も葉もないものでしたが、そのなかに本当の過去が入っているために、全てを否定することもできないという厄介な状況になってしまいます。こういった状況に立ち上がるのはもちろん清隆。
今回の騒動をとおして彼と一ノ瀬の関係が変わっていくのも見所の1つです。また、本巻では、バレンタインイベントも発生。一ノ瀬の他に、軽井沢も乙女な行動をしているので、そちらも必見です。
いかがでしたか? シリーズはまさにこれからいよいよ盛り上がるといったところに差しかかっています。この機会にぜひ手に取ってみてください。