カルト的ファンの支持を受け、ホラー好きを唸らせ続ける吉村達也。そのスピード感あるストーリー展開と、読者を一瞬で引きずり込む圧倒的な吸引力を、余すところなく堪能できる5作品を選出!一度ハマると抜け出せない、流砂の如き吉村ワールドを紐解きます。

本書に不必要な出し惜しみやフェイントはありません。ゲーム感覚で人が死ぬ、不謹慎極まりない倫理違反のこの設定に、怒りを覚える隙もないほどの速さで、ストーリーは進みます。
- 著者
- 吉村 達也
- 出版日
映画『箪笥』は、韓国の古典怪談である『薔花紅蓮伝』を下敷きに、人の心の闇と家族の崩壊を描いた衝撃作です。そして『姉妹―Two sisters』は、映画の脚本をもとに吉村達也がノベライズ化した小説です。納得がいかないところは映画監督本人に問い合わせながら執筆したそうで、映画では明かされないバックグラウンドも丁寧に掬い取り、詳細に描いています。
- 著者
- 吉村 達也
- 出版日
人は誰しも知らず知らずに、思考の癖や認知の歪みを自分の内に育てつつ、それらをうまく制御しながら大人へと成長します。しかしその過程で深刻なトラウマを経験してしまうと、柔らかな感性は傷つき損なわれ、人格は屈折し、思考、認知、行動は時に制御不能となります。
- 著者
- 吉村 達也
- 出版日
すっかり生活必需品の一つとなった携帯電話ですが、そんなわたしたちの万能無敵なライフラインが、ある日突如として連続猟奇殺人者の狂気の棲み処と化したら……。同じような手口を用いた異常殺人が7件も起き、犯人も犯行理由も不明な中、電波に乗せて届く恐怖と迫りくる殺意に背筋が凍ります。
- 著者
- 吉村 達也
- 出版日
本作は、主人公が元彼女の綴った日記を読み進めていく形式で展開していきます。ホラーとミステリーの境界線を跨いでいるため、醍醐味とも言える、全身の毛が逆立つような恐怖と謎解きの快感、その双方を味わうことが出来るでしょう。
- 著者
- 吉村 達也
- 出版日
いかがだったでしょうか?目を背け、逃れようともがくほどに目を奪われて引き寄せられ、終いにどっぷりと吞み込まれてしまう、そんな吉村達也ワールドの恐怖と興奮、驚愕、感動を、存分にご堪能いただけたらと思います。