ページをめくるたび、様々な仕掛けが現われる絵本。お話を追うだけでなく、見て、触れて楽しめるのが仕掛け絵本の魅力と言えるでしょう。今回は、4歳ごろから楽しめる作品をご紹介します。

これはもう、絵本の形をしたドールハウスと言っても過言ではない絵本です。非常に細かく丁寧に無数の仕掛けが施されたこの絵本は、開いただけでお城の広間や台所の細部に至るまでが、まるで魔法のように立体的に浮き上がります。
- 著者
- マギー ベイトソン
- 出版日
- 2007-02-01
「子育てが大変でなかなか絵本を買いに行く時間もない」「読み聞かせの時間がなかなか取れない」「家で仕事をしている間、1人で絵本を読めるようになってほしい」。絵本をたくさん読んで欲しいとは思いつつ、なかなかそんな環境を整えるのも難しいですよね。
絵本アプリ「みいみ」は、さまざまな絵本を「親の声」や「子どもの声」で吹き替えすることができるアプリ。1ヶ月は無料で使うこともできるので、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
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この絵本の仕掛けは、元の絵をただ立体的に浮き立たせるだけではありません。例えば、通常版では狭いページの中に納まっていたウサギたちが、ページからはみ出るほど大きく伸びをするのです。
- 著者
- サム マクブラットニィ
- 出版日
- 2011-08-01
何度も何度も、いつまでも見ていたくなるくらい滑らかに動くシルエット。この驚きの仕掛けは、「スキャニメーション」といいます。他にも呼び方が色々とあるのですが、日本で一番馴染みのある呼び方は「スリットアニメーション」でしょうか。
- 著者
- ルーファス・バトラー セダー
- 出版日
仕掛けは単純明快、いたってシンプルな穴あき絵本になっています。
- 著者
- サラ ミラー
- 出版日
この絵本に関して特筆すべきは、やはりリボンを使った仕掛けでしょう。
- 著者
- ベティ・アン シュワルツ
- 出版日
多くの仕掛け絵本を手掛け世界中で絶賛されている作家、ロバート・サブダが作り出した傑作です。
ルイス・キャロルが描く原作に忠実なストーリーの中で、圧倒的な迫力と造形の美しさ、見る者を魅了する仕掛けの数々は見事としか言いようがありません。
初めのページをめくるとまず飛び出して来るのは大きな木。アリスや白うさぎも登場します。そして、物語のストーリーが描かれた部分を開くとアリスが水の中を泳ぐような仕掛けが現れたり、帯で止められた仕掛けを伸ばして小さな穴を覗くとアリスが落ちて行く場面が立体的に描かれていたりと、1ページ目から細かい所にもこだわった仕掛けに驚かされます。
そして、不思議の国に迷いこんだアリス。身体が大きくなってしまったアリスが家から飛び出してしまう様子、帽子屋と美月うさぎとのお茶会に白いバラを赤く染めるトランプ兵、クリケットをするアリスなど全ての物語が立体的で複雑な仕掛けで創りあげられています。
そして最後のシーンはトランプに追いかけられるアリスの様子。たくさんのトランプが飛び出す場面は圧巻です。
- 著者
- ロバート・サブダ
- 出版日
- 2004-11-16
全てのページが見どころと言っても良いほど、完成された仕掛け絵本です。
メインの仕掛けはもちろんのこと、ページの隅々まで施された不思議な仕掛けが絵本の魅力を更に引き立てます。何度開いてもため息が出るほど美しく、オブジェとして飾っておきたくなるほど。しかし、ストーリーは原作に忠実なので読み応えがありますよ。
言葉で言い表せない、迫力の仕掛けをぜひ実際に見て感じてみてくださいね。まるで絵本の世界に迷い込んだような、不思議な気持ちを感じることができるはずです。
絵本に施された仕掛けは、驚きや感動だけでなく、物語を演出したり、時に読む者の心まで増幅してくれます。五感のすべてで楽しめる仕掛け絵本の世界、皆さんもこの機会にぜひ、自分なりの一冊を探していただけたらと思います。