江戸時代といえばよく時代劇にも取り上げられる時代。将軍や大奥、奉行所、江戸っ子などはお馴染みのモチーフです。そんな江戸時代を舞台にしたおすすめの小説を5作ご紹介します。特に身分違いの恋のお話は、多くの現代の女性に支持されています。

父と家を失い、家禄を減らされ侘しい気持ちで過ごす文四郎は、隣家のふくにほのかな恋心を抱いています。しかしその気持ちの正体が何であるのか、文四郎は気付かずにいました。ある日ふくが突然奥勤めで江戸に行くことになりますが、若い2人は互いの思いを伝えることなく別れるのです。
- 著者
- 藤沢 周平
- 出版日
この作品には血頭の丹兵衛という、虐殺と強奪を繰り返す盗賊が現れます。鬼平は別の事件で投獄されている小房の粂八に話を聞くと、本物の丹兵衛は多くの手下に慕われていた人柄であり、これはにせものの丹兵衛の仕業であると粂八は主張します。鬼平は粂八を牢から出し、ことの真偽を確かめるため彼を密偵として調査に向かわせるのですが……。
- 著者
- 池波 正太郎
- 出版日
瀬田村に戻ってきた遊は、ずっと山で暮らしていたせいか、人里の暮らしには馴染めません。男のような風貌と口調、自由に村と山を行き来しながら暮らす遊は、村中から「狼女」や「おとこ姉様」などと呼ばれてしまいます。
- 著者
- 宇江佐 真理
- 出版日
- 2004-02-25
ある日、何者かの脅しにあっている両替商の用心棒を引き受けることとなった磐音。そこから田沼意次の政策と対立する闇の勢力の陰謀に巻き込まれてしまいます。彼の前には次々と強敵が立ちはだかりますが、磐音は華麗な剣術で敵を爽やかに倒していくのです。
- 著者
- 佐伯 泰英
- 出版日
- 2002-04-09
人骨の頭部には鋭利な刃物で突かれたような穴が開いていました。これは殺人事件の可能性があるとして、千鶴は人骨から復顔を試みるのです。この様子はまるで監察医が警察の捜査と協力して難事件に立ち向かう現代の物語のようですね。しかしこの作品の舞台は江戸時代。現代で使われているような高度な医術や機械もまだ発達していません。一体彼女はどのような方法で元の人相を推定していくのでしょうか。
- 著者
- 藤原 緋沙子
- 出版日
- 2005-02-01
江戸を舞台にしたおすすめの小説を5選ご紹介しました。時代小説というと、かたくて難しいイメージもありますよね。今回の作品はどれも、人情や感動があふれるお話ばかりです。江戸の粋をどうぞお楽しみ下さい。