爽快なだけではない非凡な小説家、深見真。彼の作品で描写されるガンアクション、格闘戦、百合、そして拷問は目の前で起こっているのではないかと錯覚するほどのリアルさです。ここではアニメの脚本もこなす深見真の紡いだ代表作をご紹介します。

主人公の狡噛慎也は犯罪係数の超えた人間を処分する公安局刑事課一係の執行官であり、非常に優秀な人物です。執行対象者を追い詰める狡噛の姿は肉食獣のようだと形容されるほどでした。彼を監視するために配属された新人監視官の常守朱とともに、猟奇殺人事件の犯人を執拗に追う狡噛慎也の過去が明かされていきます。
- 著者
- ["深見真", "ニトロプラス"]
- 出版日
- 2013-02-04
単なる首謀者たちへの復讐だけかと思いきや、彼らにかかわる人間すべてに復讐する主人公の姿には驚愕の一言です。どこかプログラムされた機械的な淡々と動く主人公には底知れぬ恐怖と執念を感じることができます。
- 著者
- 深見 真
- 出版日
- 2010-07-02
日本を舞台にし、特異な過去を持つ2人は自らに課せられた過去と向き合いながら巨悪や他の組織と戦っていくという少年漫画のような始まりです。しかし、それぞれが仕事をする目的などが明らかになるにつれて、主人公たちの二面性が強調されていきます。また、登場人物が使用する銃器の描写が非常に細かく、専門書を読んでるかのようです。
- 著者
- 深見真
- 出版日
- 2011-04-01
深見真が持つバイオレンスさが少ないのですが、その分主人公の銃器に対する知識がより深いものとなっています。悪人に負けないくらい濃い主人公の仲間たちが非常に個性にあふれ、それぞれが持つ技能が十二分に生かされて事件が解決するという流れです。コメディ要素は少なめで淡々とシリアスな話が進んで行きます。
- 著者
- 深見 真
- 出版日
- 2013-05-15
仙谷は金さえ払えば事件をもみ消す悪徳警官なのですが、警察署内の悪は排除するという彼の持つ信念が垣間見えるため、絶対悪とは言い切れません。しかし不正に加担しているため細川が配属されることになるのですが、悪にしか倒せない悪という信念のもと行動する仙谷と対になる形で逆の正義を貫き、クールですが並々ならぬ情熱を仙谷から感じることができます。
- 著者
- 深見 真
- 出版日
- 2016-12-22
深見真のおすすめ小説を5つ選んでご紹介しました。他にない圧倒的アクション描写と銃器の描写は、まるで目の前にあるかのように引き込まれる作品ばかりです。バイオレンスでダークな物語に興味があれば一度手に取ってみてはどうでしょうか。