「わかったさん」シリーズは、クリーニング店の娘・わかったさんが不思議なファンタジー世界に迷いこみ、冒険のなかでお菓子づくりをしていく物語。奇想天外なストーリーにぐいぐい引き込まれ、お菓子の香りに包まれることうけあいです!

「わかったさん」シリーズ第1作はクッキーをめぐるお話です。クッキーといえば初めてのお菓子づくりの定番。ところがこのお話で作られるのは、多くの方が思い浮かべる型抜きクッキーではなく、ロッククッキーといって、スプーンで落として焼く初心者にはなかなか難易度の高そうなお菓子……。でもご安心ください!わかったさんと一緒に冒険すれば、お菓子づくりの「カギ」を手に入れていくことができるのです。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1987-12-01
今回わかったさんが迷い込んだ世界は、オレンジ色の公園、砂糖の砂場、レモンの扉……と、甘酸っぱい香りが漂ってくるようなものがつぎつぎ描かれて、見ているだけでうっとりしてきます。「不思議の国のアリス」を連想させるようなファッションや景色にも、女の子は心をつかまれることでしょう。おとものダックスフント・ポレも、そのキュートな存在感がアクセントになって、ファンタジー感を高めてくれます。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1988-05-01
パイづくりは手間が掛かり、初心者には敷居が高いもの。あまり無理はせず冷凍パイシートという便利なものを利用して、焼きたてを身近に楽しむ、というのがバランスのとれた考え方かもしれません。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1988-11-01
背後からギャングがあらわれ、発砲された末に誘拐され、手錠までかけられて……、ピンク色のファンシーな表紙とタイトルからはまったく想像もつかない、ハードボイルドな展開で物語が幕開けです。しかしわかったさんワールドをご存知の方なら、待ってました!とにんまり笑顔になってしまう嬉しい展開でしょう。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1989-11-01
毎回不思議な大冒険とお菓子作りをするわかったさんですが、始まりはいつも仕事中です。家業のクリーニング店の配達という、メルヘンとは縁もゆかりもなさそうな時空間から、一瞬にしてファンタジー世界へとトリップするわかったさん。出発点がじつに現実的かつ庶民的だからこそ、物語の面白味が何倍にも膨らむのでしょう。
- 著者
- 寺村 輝夫
- 出版日
- 1991-05-01
「わかったさん」シリーズは、1作ごとに完結するのでどの作品から読んでも楽しめます。奇想天外な物語と、ビビットで可愛らしい絵と、実践的で丁寧なレシピが三位一体となった、笑顔になれることうけあいのお話ばかりですよ。