読者に衝撃を与えた「粘膜」シリーズをはじめ、エログロバイオレンスな作品で一躍人気作家となった飴村行。ホラーでありながら、実は意外とコメディタッチ、また作品だけでなくその驚きの人物像にも注目です。

作品は主として3章構成で展開していきます。1章は、雷太殺害を計画した兄弟が、河童に依頼に行く物語、2章は、兄弟の依頼の代償として河童に捧げられた少女の視点、そして3章は、雷太と河童が出会う雷太視点のストーリーとなっています。
- 著者
- 飴村 行
- 出版日
ある日、同級生の真樹夫と大吉が雪麻呂の自宅に招かれます。暴君で知られる雪麻呂により、地下にある死体安置所に連れていかれる2人。そこで残虐な運命に巻き込まれていくのですが……。
- 著者
- 飴村 行
- 出版日
- 2009-08-25
磨太吉と矢太吉は「フグリ豚」という豚を養殖し、その子どもを売って暮らしていました。フグリ豚は1年に24頭もの子どもを産む豚で、双子の家には「ヘモやん」という豚の世話係で、ちょっと変わった趣味の老人も同居しています。また弟の矢太吉は、異空間から突如現れる「黒助」という化け物に悩まされていました。それは定期的に矢太吉の前に現れ、彼に暴行を加えて去っていくのです。
- 著者
- 飴村 行
- 出版日
- 2010-05-25
一方、異なる場面。独房に監禁された男が目を覚ましていました。彼は一切の記憶を失っており、自分が誰なのかもわかりません。ここは戦争真っただ中の東南アジア。そこで男は、大きな罪を犯してしまったらしいのです。独房の男は、謎の人物によって目を覆うような拷問を繰り返し受けています。そんな中、正矢と男の世界がリンクし、お互いが夢の中に現れるように。2人の過去に隠された、驚くべき秘密とは?
- 著者
- 飴村 行
- 出版日
- 2013-03-23
東京歯科大学を中退した理由、世界的な漫画家や脚本家を目指した時代、その夢を諦め、本人をして「朝起きるたびにこの世に生まれたことを激しく後悔した」と言わしめた恐怖の派遣工時代……その紆余曲折と恨みつらみとにわかには信じがたい真実が、コメディタッチで描かれています。
- 著者
- 飴村 行
- 出版日
- 2016-02-10
グロテスクな物語が苦手でも、そのコメディ性で比較的気軽に読める飴村行作品。深い物語を一度体験してみてください。