絵でストーリーを感じ取る絵本と耳から物語を感じ取る読み聞かせが中心となる幼児期。小学校に入学すると、国語の授業を通じて文字の多い文章に慣れ親しみ始めます。自分で読む力が育つ7歳ごろのお子様にぜひ読んでいただきたい5冊をご紹介しましょう。

この本の主人公であるかえるくんとがまくんは、とても人間らしい個性を持っています。かえるくんは優しくて頭の回転が速い優等生タイプ、一方がまくんは失敗も多く愚痴っぽい性格です。読んでいる子どもたちはかえるくんの立場で読み進めながらも、がまくんの言動に「自分もやっちゃったことあるな……」と感じてしまうことでしょう。
- 著者
- アーノルド・ローベル
- 出版日
- 1972-11-10
学校での規則、交通機関での規則、図書館での規則など、場所に応じた規則を理解し、納得して守っていけるようになるのは小学校生活が始まる7歳頃でしょう。そして規則を守ることこそが正しいことであると強く信じている年頃でもあります。
- 著者
- ミシェル ヌードセン
- 出版日
- 2007-04-20
この絵本は幼児期に手に取って読み聞かせをした方もいらっしゃるでしょう。子どもに人気のある動物がたくさん登場し、更に2本足で行進する姿は幼い子供たちの興味を引きますね。
- 著者
- マリー・ホール・エッツ
- 出版日
- 1963-12-20
7歳頃の子ども達は親の手を離れて一人、もしくは子供たちだけで登下校をしている場合も多いでしょう。自分でお友達の家に遊びに行ったり、習い事に行ったり、学校以外にも親元を離れた活動の場が広がる時期でもありますね。この本に出てくるこすずめの姿はこの時期の子供たちの姿と重なる部分がたくさん見られます。
- 著者
- ルース・エインズワース
- 出版日
- 1977-04-01
宇宙を見せてやると連れ出されたウルフは、宇宙とは何かを父親に尋ねます。父親の答えは「この世界のぜんぶさ。そこには、すべてのものがあるんだ」。その言葉通り、歩きながら父親はウルフに色々なことを教えます。普段の道を歩きながら親子で色々な話をすることも、きっと宇宙の一部なのでしょう。
- 著者
- ウルフ スタルク
- 出版日
小学校に上がった7歳頃の子どもは自分の力で何事もこなすようになります。でも心の中はまだまだ親と離れて一人でやることへの不安もいっぱいあることでしょう。そんな子供たちと同じように、ご紹介した本の登場人物たちは不安になったり失敗したり。自分と一緒だ……と共感しながら、たくさんのきれいな挿絵と共に本に親しんで下さいね。