ロッタちゃんは3人兄弟の末っ子で、可愛くてわがままで、ちょっと生意気な女の子です。やろうと思ったことをすぐに実行し、失敗してもなんのその。力強くて頼もしいロッタちゃんが大活躍するシリーズを紹介します。

表紙を見るからに、かんしゃくを起していそうな女の子ですね。育児を経験している大人なら、こんなかんしゃく起こされたら大変と思うかも知れませんが、ロッタちゃんはそんな事お構いなし。自分の思う道を突き進んでいきます。
- 著者
- アストリッド=リンドグレーン
- 出版日
- 1966-12-01
自信満々のロッタちゃんが、大人にダメだと言われてもめげない姿は頼もしく見えます。子どもらしい子どもの姿がそこにはあるのです。ロッタちゃんの無鉄砲な行動を見て眉間にしわを寄せる人もいるかもしれません。でも、お兄さんやお姉さんの姿を見てうらやましくて我慢できなくなる、そんな気持ちに共感できる人も多いのではないでしょうか。
- 著者
- アストリッド=リンドグレーン
- 出版日
表紙のロッタちゃんはそりにモミの木を乗せ、得意げに引っ張っています。こんな妹がいたら、毎日楽しそうですが、お母さんたちはさぞかし大変でしょうね。
- 著者
- アストリッド=リンドグレーン
- 出版日
パンケーキを木の上で食べる時、ロッタちゃんはなんと木の枝でパンケーキを刺してしまいます。クリスマス前にみんなで食べるはずだったクッキーをロッタちゃんは全部ひとりで食べてしまいます。やりたい放題ですね。
- 著者
- アストリッド=リンドグレーン
- 出版日
- 1985-12-01
子どもが子どもらしくふるまい、大人の世界をめちゃくちゃに乱していく。そんなハプニングだらけの「ロッタちゃん」シリーズ。このシリーズは国境を越えて世界中で愛され、1993年には映画化もされています。
ロッタちゃんのおしゃべりは大人びていてどこか生意気で、当然欠点もありますが、常に前向きで自分の力を信じる強さは大人でも見習いたいところです。チクチクするセーターがイヤだと言ってハサミで切ってしまうのはさすがにやりすぎだと思いますが、子どもというのはこういうものだと思い知らされる物語でもあります。
大人の自転車を盗んで暴走し、派手に転んで傷だらけになってしまうのも予想通りながら目を覆いたくなる大失敗です。たくさんの失敗を経験して糧にして、すくすくと成長していくロッタちゃんを、いつの間にか応援したくなる素敵な物語です。