出産祝いに『じゃあじゃあ びりびり』
出産祝いに『じゃあじゃあびりびり』はいかがでしょうか。赤ちゃんといっしょに初めて読む本として、とてもおすすめの一冊です。
持ち運びにも便利な14cm×14cmサイズで、マザーズバッグにもすっぽり入ってかさばりません。1ページ目をめくるとそこには、持ち主である赤ちゃんの名前が書き込めるようになっているので、プレゼントとしての特別な雰囲気があります。
赤ちゃんは初めて目にするものの名前を、どのようにして覚えていくでしょうか。外に出て車が走っていると、「ぶーぶー」と口にしたり、電車がくると「ガタンゴトン」と言ったり、ものが発する音を先に覚える子が多いと思います。
- 著者
- まつい のりこ
- 出版日
この絵本には、赤ちゃんを取り巻くありとあらゆる音が詰まっています。自動車・いぬ・蛇口から流れる水・紙がびりびり破ける音など。赤ちゃんは読み聞かせてくれる人のマネをして、じゃあじゃあ・コケコッコーなど、いろんな言葉を話してみようとチャレンジするかもしれません。
ページごとに背景の色が違うので、ページをめくるごとに赤ちゃんの気をそらすこともできるこの絵本。お出かけの時に赤ちゃんがご機嫌ナナメになってしまっても、気持ちの切り替えを手助けしてくれることでしょう。
大人へのプレゼントに、懐かしの名作絵本『100万回生きたねこ』
とても有名な絵本ですね。ミュージカルや映画などになっているこの物語は、主人公の猫が100万回も生きるという不思議なお話です。読み手によってさまざまな解釈がありますが、恋の物語だと捉えることもできるでしょう。
一度でも本気で誰かを好きになったことのある人ならば、この絵本に登場する主人公の猫の気持ちがわかるのではないでしょうか。
猫は100万回も生まれ変わり、いろんな飼い主に愛されました。飼い主は猫が死んでしまうとひどく悲しみましたが、猫はその気持ちが理解できません。何度も生まれ変わった猫は、野良猫になりました。誰の猫でもなく、自由な猫です。
- 著者
- 佐野 洋子
- 出版日
- 1977-10-19
野良猫になった猫は、立派なオス猫だったので、たくさんのメス猫が言い寄ってきました。しかし、猫は自分に見向きもしなかった白猫と恋に落ち、子どもを持ち、幸せに暮らしたのです。
ある日、白猫が動かなくなると、猫は100万回以上泣きます。そしてもう、二度と生まれ変わることはありませんでした。
この物語は悲しいラストを迎えますが、若いころには気づかないある種の傲慢さや、本当の愛を亡くした後の喪失感が、読み手の心をつかみます。猫が生まれ変わるのをやめたのは、白猫のいない世界に生きても仕方ないと思ったからでしょうか。人生をかけて愛したいと思える相手に、プロポーズの言葉と一緒にプレゼントするのも素敵ですね。
子供の誕生日に贈りたい『ずーっとずっとだいすきだよ』
家族やともだちを大切に思っても、普段は照れくさくて言葉にできないものです。でも、この絵本は、気持ちを言葉にして伝える大切さを教えてくれます。
学校の教科書にも採用されたこともあるこの絵本は、男の子と飼い犬の出会いと別れを描いた絵本です。犬のエルフィーと男の子は、赤ちゃんの頃からずっと一緒に過ごしてきました。エルフィーは犬なので、男の子よりも早く成長し、年老いていくスピードも早いのです。
たくさんの幸せな思い出を作りながら、時間が過ぎ、いつしかエルフィーはおじいさんになってしまいました。
- 著者
- ハンス ウィルヘルム
- 出版日
男の子はエルフィーに、大好きだという気持ちを、毎晩毎晩言葉でしっかり伝えてやります。散歩に行くのがおっくうになればカートに乗せてやり、階段を登れなくなると、大きく成長した男の子がエルフィーを抱えて自分の部屋に連れて行くのです。
男の子の家族もまた、エルフィーを好きだと思っていましたが、家族はその気持ちを言葉にしませんでした。でも男の子は、エルフィーが死んでしまうその前の夜にも、大好きだよと抱きしめます。エルフィーが死んでしまっても、ずっと大好きだと伝えていたから、男の子の心に後悔はなかったのです。
愛するものとの別れは、いつ訪れるかわからないものです。この絵本は、子どもの心に残る感動の一冊になるかもしれません。