みなさんは似鳥鶏という作家をご存知でしょうか?そのユニークな名前からは想像できませんが、実は推理小説作家なんです。物語の中に次々とトリックを仕掛け、解いていく。今回は、テンポが良く、少しコミカルな似鳥鶏ワールドをご紹介します!

この小説では、高校・芸大・社会人と、主人公を長いスパンで追って描いています。さらに、絵画というどこか神秘的な雰囲気を持つ芸術を中心に物語は展開していくのです。作中には物語に登場する有名な絵画が口絵としてつけてあり、これは似鳥鶏の独創性を表している部分でもあります。
- 著者
- 似鳥 鶏
- 出版日
- 2017-03-29
舞台は高校で、幽霊がらみのミステリーを頭の切れる高校生が解いていく、という設定はまさに王道。ですが、王道に迎合して終わる似鳥鶏ではありません。
- 著者
- 似鳥 鶏
- 出版日
この作品の見どころは、何と言っても設楽と海月千波の掛け合いです。はじめは海月千波のペースについていけなかった設楽も、物語が後半になるにつれ、良くも悪くもだんだんと会話のペースが合うようになってきます。また、海月千波以外の登場人物も1人1人キャラが強く、コメディ要素満点なところも、この作品の特徴です。
- 著者
- 似鳥 鶏
- 出版日
- 2013-10-08
動物園という、事件など起こりそうもない場所が舞台である上に、事件を解き明かしていくのが探偵ではなく、飼育員や獣医という、かなりユニークな設定の作品です。登場人物たちも、似鳥鶏作品らしくキャラが立った人々であり、彼らの行動や言動も個性的で面白いものになっています。
- 著者
- 似鳥 鶏
- 出版日
- 2012-03-09
主人公の青井は少し冷めたように見えますが、実際にはそれと真逆の、仕事に対する愛だったり熱意だったりが、青井の視点から描かれる地の文に色濃く表れているのです。店長も含め、青井以外の登場人物も皆とても個性的で、書店のアルバイト店員同士の掛け合いも読者を飽きさせません。
- 著者
- 似鳥 鶏
- 出版日
- 2016-01-19
似鳥鶏の作品、いかがでしたでしょうか?
コミカルではあるけれど、しっかりミステリー、というメリハリのある作風は、シリーズものであっても、また別の作品であっても、読者を飽きさせることのない工夫に富んでいます。
ぜひ、今回ご紹介した作品以外も、手に取ってみてください!