絵本は子供たちにとって新しい世界への扉となる重要なツールです。新しい、珍しいものに惹かれるのは自然なことですが、古くから愛され続けている日本の昔話は子供たちにいろんなことを教えてくれます。日本の昔話のなかでもおすすめの絵本を紹介します。

『はなさかじいさん』は、心やさしいおじいさんといじわるなおじいさんの間で繰り広げられる昔話です。うれしい気持ちや悲しい気持ち、そしてくやしい気持ちなど、読んでいくうちにたくさんの気持ちの変化を感じられます。
- 著者
- ["石崎 洋司", "松成 真理子"]
- 出版日
- 2012-02-24
美しい日本の風景を背景に、かぐやひめが成長する姿を楽しむことのできる素敵な絵本です。昔の日本人が着ていた着物や、古い作りの家を子供たちに見せることができて、目でも楽しむことができます。
- 著者
- ["舟崎 克彦", "金 斗鉉"]
- 出版日
- 2009-07-31
現代を生きる子供たちの多くが本物を目にしたことのない鶴を見せてあげられる。それもこの絵本の魅力だと思います。
- 著者
- 松谷 みよ子
- 出版日
- 1966-10-01
おばあさんを汁に入れておじいさんに食べさせるというとんでもない悪事を働いたたぬきが、うさぎの知恵によってだまされ、痛い目にあう姿は痛快です。うさぎがたぬきをだますために使ったかやという植物は、昔の日本の家の屋根に使われた素材です。かやぶき屋根という言葉があるように、昔の日本に絵本の中で触れることができるというのはこの絵本の魅力の一つだと思います。
- 著者
- おざわ としお
- 出版日
- 1988-04-20
はやく芽を出さないとちょん切る、はやく実をつけないとちょん切る。かにの脅し文句でかきの木がぐんぐん育つ姿は滑稽で、クスっと笑えます。喋るはずのないかにの気持ちや、切られては困るというかきの木の気持ちが伝わり、登場するキャラクターに愛着がわくシーンです。
- 著者
- 木下 順二
- 出版日
- 1959-12-05
日本の昔話はどれもこれも魅力的で、どの絵本を選ぼうか悩んでしまいます。昔の日本人がどんな家に住み、何を食べ、どんな生活をしていたのか。絵本を読みながら子供に伝えることができます。小学校低学年の子供なら、振り仮名を頼りに自分で読み進めることができる絵本ばかりです。兄弟で、上の子が下の子に読み聞かせるのもおすすめです。どうせ朗読の練習をさせるなら、日本の昔話を選びたいですね。
ここで紹介させていただいた絵本は、心の変化を味わえたり、美しい挿絵を見れたり、耳に残る美しい日本語に面白おかしいキャラクターなどなど、どの物語も一度は子供に読み聞かせてあげたい名作ばかりです。