ファンタジーと聞いて思い浮かべるものは何ですか?妖精や魔法使い?それとも話す動物?ファンタジーは子供のものと思う方もいるかもしれませんが、実は大人が読んでも面白いのです!ページをめくる手が止められなくなる選りすぐりの5作をお届けします。

フィエクサとサネンは黍汁(きびじる)より軽い存在として扱われるヤンチュです。彼らは厳しい状況下でも懸命に生きますが、この世界では人間の作った制度や自然である山の神の力から自由になることができませんでした。それぞれの悲劇的な死のあとで、フィエクサは鷲となって飛び続けます。妹との約束を守るために。
- 著者
- 遠田 潤子
- 出版日
- 2015-11-28
草野と亮太をはじめ、頼れる巨漢のアルバイト南、南の妹で美少女のしょうちゃん、しょうちゃんと仲の良い首コキコキなど、魅力的な人物がたくさん出てきます。そして、幽霊なのに陽気でマネジメント能力に長けた亮太と真面目すぎる草野というあり得ないコンビの絶妙な掛け合いが笑えます。亮太を轢いた犯人を捜し始めた2人は果たして轢き逃げ犯を捕まえることが出来るのか?南と首コキコキの意外な共通点とは?夜な夜な出かけるしょうちゃんと首コキコキとの秘密とは?
- 著者
- 越谷 オサム
- 出版日
- 2010-07-22
怪我をしたリスのコンカーの捜索、気難しい隣人ベーコンさんとの攻防、ルーシーのためにデービットが書くリスたちの物語などの細い流れが、物語後半に近づくにつれ、だんだんに1つの大きな流れにまとまっていきます。要所要所で助けてくれるのはデービットの特別な龍、ガズークスから得られるインスピレーションです。そしてデービットは最後に普通では考えられない真実に行き当たります。しかしデービットと、ずっとこの作品を読んできた読者は、その真実を当然のこととして受け入れられるようになっているのです。
- 著者
- クリス・ダレーシー
- 出版日
- 2013-03-21
計算士、記号士、夢読み、やみくろ……聞き慣れない言葉が出てきてはじめは面食らいますが、読み進めるうちにハルキワールドにはまっていきます。特に「私」がどんな局面でも変わらず口にするユーモラスでちょっと皮肉の効いた言葉が面白い!アメリカのドラマを見ているようです。
- 著者
- 村上 春樹
- 出版日
- 2010-04-08
冒頭の皇子の事故に見せかけた暗殺未遂シーンから、息もつかせぬ展開の連続で、ページをめくる手が止まらなくなります。
- 著者
- 上橋 菜穂子
- 出版日
- 2007-03-28
大人になると現実の生活に追われ、非科学的なものとは遠ざかる方が多いでしょう。しかし、この形でしか描けない真実もあるのです。ファンタジーを子供向けのものと決めつけず、どうぞ深いコクのある世界を味わってみてください。