『高慢と偏見』をはじめ、恋愛小説で有名なジェーン・オースティン。イギリスの美しい自然に囲まれた平凡な田舎で暮らす、名家の女性たちの恋愛から結婚までの紆余曲折を描きました。絶大な人気を誇る、オースティンのおすすめ5作品をご紹介します。

上・中流階級の女性たちはできるだけ金持ちの男性を見つけることが幸せとされていた時代にあって、エリザベスは、経済的利益のみの結婚を否定し、自分の意思を重視して結婚をしたいと思っていました。しかし、物事が見えているはずの彼女にも自負と偏見があり、誤解が重なります。
- 著者
- ジェイン オースティン
- 出版日
- 2011-11-10
アンは様々な人と出会ううち、人間に対する認識を深めていき、愛や幸せについて考えを確かにし、成長します。思慮深く従順な性格でしたが、それだけでなく感性との付き合い方を覚え、その考え方に人間味を増していきました。
- 著者
- ジェイン オースティン
- 出版日
マリアンは、純粋である分思い込むと激しいところがあり、それが魅力でもあります。本能や直観も人間として欠かせない要素ですので、読者もそれに引き付けられます。エリナとマリアンを単純に比較して、分別と多感どちらが重要か、という議論には終始していません。二人ともそれぞれの長所があり、且つ足りないところもあるのです。
- 著者
- ジェイン オースティン
- 出版日
エマは、裕福で、自分の意思が何でも通る家庭に暮らしており、周囲に批判してくれる人がいませんでした。自分の行動の正しさを信じ、相容れない相手は見下しさえしますが、実際はエマのほうが、根拠もなく物事を決めつけるなど勘違いの連続です。
- 著者
- ジェーン オースティン
- 出版日
- 2000-10-16
サー・トマスの厳格さや、意地悪な叔母などの圧力を長年耐えながらも、優しく謙遜に育ったファニーが幸せをつかむまでのストーリーです。思いを寄せる人とすぐ近くにいながら、なかなか結ばれない境遇を耐える姿に、思わず応援したくなります。
- 著者
- ジェイン・オースティン
- 出版日
- 2010-11-12
『高慢と偏見』が気に入ったなら、ぜひ他の4作も読んでみてください。舞台こそ狭いのに、それぞれの主人公たちは異なる事情を抱えていて、豊かな世界が広がっています。そして、日々、人間が繰り返す間違いの数々を、オースティンは、ユーモアと皮肉をもってそれを愛情豊かに肯定しています。