青空文庫で読める小説の中から5作を紹介します。芥川龍之介、夢野久作、横光利一、坂口安吾、宮沢賢治の、ぜひ読んでほしい名作をピックアップしました。

3人の発言の焦点は、誰が男を殺したかと言うところにあります。しかし、3人とも発言が一致しません。しかも「自分が殺したのではない」ということを主張するのではなく、「自分が殺した」と主張しているのです。(殺された男は巫女の力を借りてまでも発言しています。)
- 著者
- 芥川 龍之介
- 出版日
- 2009-08-12
この作品はネタバレをするとあまり面白くないので多くは語りませんが、「第一の瓶」の手紙を見ると、どうやら2人の人物が海へと飛び込もうとしているという内容です。しかも、助けが迎えに来ている中で……。不可解な内容の手紙の謎を早く解きたくなってしまいます。
- 著者
- 夢野 久作
- 出版日
- 2009-03-25
「私」、軽部、屋敷の3人は、ネームプレート作業場で働いていますが、「私」は人間関係が進んでいく中で欺瞞や不信の感情が生まれてきます。
- 著者
- 横光 利一
- 出版日
- 1969-08-22
主人公伊沢の家に住みつくようになった白痴の女。戦時下のどこか翳りを見せる雰囲気の中、伊沢は、白痴をあるときには求め、あるときは醜悪に感じながらも、警報が鳴り響く中、最終的には白痴と命を共にすることを決意し、戦火の中を二人で逃げ出します。
- 著者
- 坂口 安吾
- 出版日
- 1949-01-03
猫のための歴史と地理をまとめる事務所で働くかま猫は、見た目が悪く、他の同僚の3匹の猫から目の敵にされながらも、一生懸命働きます。しかし、3匹の猫の策略により、頼りにしていた事務長からも裏切られた瞬間、窓の向こうに獅子が現われます。
- 著者
- 宮沢 賢治
- 出版日
こうした名作が無料で読めるなんて、青空文庫は大変ありがたいサイトです。今回紹介した作品以外にも、名作はたくさん眠っているはずです。ぜひ暇な時間が出来た時には、青空文庫から名作を探してみてください。