3位:侵略者への切り札は女性型巨大ロボット!?
宇宙からやってくる侵略者に、3人の少女が女性型巨大ロボットに乗って立ち向かうスーパーロボットSF小説「ARIEL(エリアル)」。2005年に星雲賞日本長編部門賞を受賞した人気シリーズです。
「銀河帝国」と呼ばれる宇宙の国家から、惑星侵略の依頼を請け負う宇宙人の傭兵組織ゲドー社。その依頼を請け負った宇宙人ハウザー率いる侵略軍が地球へ襲来してきます。それに対し、国立科学研究所「SCEBAI(スケベイ)」の所長で日本の誇るマッドサイエンティスト岸田博士は、女性型巨大ロボットのエリアルを開発。そしてなんとそのパイロットとして、姪の美亜、孫の絢と和美の3人を任命するのです。かくして侵略軍への迎撃が開始されます。
- 著者
- 笹本 祐一
- 出版日
- 2007-12-07
この作品の見所は、題名にも登場している女性型ロボットのエリアルにあります。エリアルは、岸田博士が亡き妻あゆみの姿を取り入れたことによる、人間の女性に酷似したデザインを持っています。武装は20mを超える刀身を超えた格闘戦用の剣と盾、バルカン砲やロングレンジライフル。はては荷電粒子砲や水爆まで扱えることから、その戦闘能力は折り紙付きで、決して外見だけの酔狂ではないことがわかります。
そんな人間の女性そっくりな外見の巨大ロボットが、侵略者たちが操る恐竜や怪獣を彷彿とさせる「降下兵」と呼ばれる機動兵器と激しいバトルを繰り広げる……。従来の巨大ロボットものとは異なるイメージ満載の展開は、私たちの目を釘付けにさせてくれるでしょう。そんな「ARIEL」シリーズの物語と世界観を、皆さんも一度、第1巻から確かめてみませんか。
2位:女子高生、ある日突然宇宙海賊になる
女子高生が、ひょんなことからある日宇宙海賊のリーダーとなる物語「ミニスカ宇宙海賊(ミニスカパイレーツ)」シリーズ。この作品は2011年から2012年6月にかけてテレビアニメ化され、2014年2月に映画化されています。
主人公の加藤茉莉香は、白鳳女学院に通う成績優秀の女子高生。部活やアルバイトで忙しい毎日を送っていましたが、持ち前の元気と努力家としての性分で乗り切っていました。そんなある日、父親の部下を名乗るふたりの男女から父親が死んだことを聞かされ、さらに父親が船長を務めていた宇宙海賊船「弁天丸」の船長になってほしいと頼まれます。一度は戸惑って返事を先延ばしにする茉莉香ですが、ある一件を機に「弁天丸」の船長に新任し、学業と海賊行の両立を始めていくことになるのです。
- 著者
- 笹本 祐一
- 出版日
- 2008-10-21
成績優秀と元気さが取り柄な、どこにでもいそうな女子高生の主人公。そんな彼女が目の前に現れた、父親の部下を名乗る男女から宇宙海賊船の船長になってほしいと頼まれる。そこから始まる、数々の海賊稼業と冒険……。先に紹介した「妖精作戦」シリーズと同じく、ひとつの小さな出会いから宇宙を舞台にした大きなストーリーとなるとは想像もできませんよね。
そして海賊稼業を始めた茉莉香を、当然のようにして待ち受ける数々の困難と危険。しかし彼女は学業での成績だけでなく操船技術にも優れており、さらに思いついたら迷わず動く行動力の高さで、部活の仲間や弁天丸のクルーたちをどんどん引っ張っていきます。そうした気概と素質で困難と危険を乗り越えていく茉莉香の姿には、読者は彼女と行動を共にする仲間たちと同じように、夢中になること間違いなしです。
ひょんなことから父親の船と部下を受け継いで、宇宙海賊のリーダーとなった少女の冒険を描いた「ミニスカ宇宙海賊」シリーズ。興味が湧きましたら、第1巻から始まる彼女の海賊稼業にご一緒してみませんか?
1位:転校生の少女が導き出す田舎町の秘密
とある田舎町の高校に転校してきた少女と、主人公とその天文部の仲間たちが、隠された秘密に迫る物語を描いた『放課後地球防衛軍(1)なぞの転校生』。
太平洋岸沿いに存在する田舎町、岩江。その町にある唯一の高校で、主人公の祥兵は、同級生の雅樹やマリアと共に杏先生が顧問を勤める天文部に入っていました。そんなある日、凄まじい流星雨を観測することになります。
その翌日、入部希望として転校生の少女、悠美が天文部を訪ねてくるのです。「岩江の大人達が隠す地球の秘密を知りたい」。そんな意味深な一言と共に悠美に導かれ、祥兵たちは田舎町のとある場所に隠された地下大空洞を発見してしまい……。
- 著者
- 笹本祐一
- 出版日
- 2016-11-22
本作の見所は、パズルのピースを嵌めていくように、少しずつ明らかになっていく田舎町の秘密と、それを追う主人公たちの姿です。ページを捲るたびに、皆さんもだんだんドキドキワクワクして、最後まで一気に読み進めたくなること間違いありません。そしてラストで祥兵たちを待っているのは、次回作へと続くかのようなさらなる謎を呼ぶ結末。
辺鄙など田舎から別世界を望む『放課後地球防衛軍(1)なぞの転校生』。祥兵たちが辿り着いた結末が気になりましたら、是非とも手に取って確かめてみてくださいね。