あらゆる冒険物語は、マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』から始まった。そう言っても過言ではありません。ユーモアたっぷりに、生き生きと子どもたちを描いたお話は今も世界中で読み継がれています。大人が読んでもとっても面白い、その魅力とは?

トムは大人がダメだということをします。それはただ、本能のおもむくまま、新しいことがしてみたいという好奇心、今ある生活を変えてみたいという冒険心がおさえられないだけなのです。ジャクソン島へわたったのも、海賊ごっこがしたかったから。話にきく海賊の生活をしてみたかったからです。
- 著者
- マーク・トウェイン
- 出版日
- 1953-10-30
マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』の中にも出てきた、浮浪児ハックルベリー・フィンの冒険と成長をえがいた物語です。ハックは逃亡生活の途中で自分のこと以上に、ジムがこの先、自由になれるよう心をくだきます。黒人奴隷であるジムは他人の所有物とされていますが、ハックにとっては大切な友だちです。奴隷制度と自らの意志の間で悩むことになるのです。ジムとの間に生まれた友情が、彼を思慮深く大きく成長させたのです。
- 著者
- マーク・トウェイン
- 出版日
- 1959-03-10
このお話は、一見ファンタジーのように始まります。しかし実は、人間とは罪深い生き物だということを語るために、天使「サタン」が登場したのです。「サタン」は人間の真似をしているに過ぎないのです。人間は、自分たちでは道徳心や良心を持っていると思って生きているけれど、一皮剥がせば悪魔なのだと「サタン」は言っているのです。獣より、良心を持ってむごいことをする人間のほうがより悪い存在というわけです。「サタン」に翻弄される人間は哀れです。
- 著者
- マーク トウェイン
- 出版日
- 1999-12-16
「ヤンキー」それはアメリカ人を呼びあらわす俗称。コネティカットの「ヤンキー」が、現代の科学でもって民衆の度肝をぬき、魔法使いや教会、騎士などのあらゆる権威とわたりあいます(多少ずるい方法ですが)。そして徹底的に破壊しようとするのです。
- 著者
- マーク・トウェイン
- 出版日
- 2009-12-25
人間が外側から動かされる機械であって、自分の意志でまったく動いていないなんて、何とも頼りなく希望のない考えなのでしょう。自分の手で未来を切り開いているという実感はわたしたちの幻想で、わたしたちは外的な力に抵抗するべき方法を持たないのでしょうか。考えさせられます。
- 著者
- マーク トウェイン
- 出版日
- 1973-06-18
子どものころ、マーク・トウェインの冒険小説にワクワクした思い出をお持ちの人は、再び手にとってみてはいかがでしょう。新たな発見や面白さに気づくことと思います。また、あなたが大人でマーク・トウェインの初心者なら、現実の生活をしばし忘れて冒険の世界にどっぷり浸ることができることでしょう。