幕末といえば激動の時代。日本のあちこちで、たくさんの人々が、様々な思いを抱えていました。そして日本は長く続いた江戸時代を終え、明治時代への扉を開けるのです。そんな幕末を扱った書籍の中から、おすすめの歴史小説をベスト5でご紹介します。

話は結成から時系列に進んでいき、主人公となっている人物のその時々の事件に関する動きや気持ち、他の隊員への思いが描かれます。事件そのものは簡潔に書かれることも多いので、ある程度知識がある方が楽しめるでしょう。しかし、文章の巧みさにより、本当にその人物の気持ちで事件を見ているような気持ちになることができます。
- 著者
- 木内 昇
- 出版日
- 2009-12-16
「おいどんの年ごろで満足に眠るなどということはぜいたくでごわす」(『人斬り半次郎 幕末編』より引用)
- 著者
- 池波 正太郎
- 出版日
- 1999-07-28
この本の中には、驚きの新発見がたくさんあることでしょう。たとえば、大政奉還を最初に提案したのは広島藩だったということは知っているでしょうか。ほかにも、自分の中の幕末史の常識を覆される話ばかりが登場します。
- 著者
- 穂高 健一
- 出版日
この本の魅力は、なんといっても伊庭八郎本人にあります。八郎は、とにかく格好いい。友情に厚く、女性に優しく一途、イケメン、剣の腕が立つなど、書いていくときりがないほどです。八郎を助ける料理人の鎌吉、吉原の花魁小稲にまつわる話は、八郎の人情厚い性格を大きく表現していて、そこに池波正太郎の上手い江戸弁が乗っかり、色気さえも醸し出しています。
- 著者
- 池波正太郎
- 出版日
- 2009-06-26
松陰に対して松下村塾を開いた思想家というくらいの認識しかなかった人にとっては、実はとても熱い思いを持っていた人物であることに驚くでしょう。女に疎く、行動的、楽天家で明るい。そして学問への探求心と向上心も持ち合わせています。そこに表れるのはイメージを覆す朗らかな松陰。学問を追い求めて旅を続ける松陰は、なぜ脱藩まですることになったのか、松陰の心はどのように周囲に受け継がれていくのか。思想家松陰について深く知ることができます。
- 著者
- 司馬 遼太郎
- 出版日
- 2003-03-10
幕末は、幕臣側から見るか、尊王側から見るかでまた違った味わいが出てきます。どんな人にもそれぞれの幕末の風景があります。歴史が動いた瞬間をぜひこの5冊で見てください!