毎年話題になる文学賞の1つ本屋大賞。全国の書店員による投票で選ばれるため、ノミネートされる作品も本当に面白いものばかり。そんな本屋大賞に、これまで数多くノミネートされてきた人気作家を、代表作とともにランキング形式でご紹介していきましょう。

映画化や漫画家もされ大ヒットした『図書館戦争』は、「メディア良化法」の制定に伴い、厳しい図書検閲がおこなわれている、2019年(正化31年)を舞台として描かれます。良化特務機関による、行き過ぎた図書弾圧に対抗すべく、図書館は本の自由を守るための図書隊を結成。メディア良化委員会と図書館との武力抗争は、日に日に激化しています。
- 著者
- 有川 浩
- 出版日
- 2011-07-23
読売文学賞と本屋大賞を受賞し、映画化もされ話題になった作品『博士の愛した数式』。28歳の「私」は、家政婦として働き、10歳の息子と2人で暮らすシングルマザーです。ある日、新しい派遣先である、元大学講師の男性の家に就くことになりました。「私」を雇ったのは、男性と同じ敷地内に住む義姉で、彼は17年前に巻き込まれた交通事故が原因で、80分しか記憶をとどめておくことができないといいます。
- 著者
- 小川 洋子
- 出版日
- 2003-08-28
主人公の女性の、子供時代から大人になるまでの半生を綴った長編小説『i』。2017年現在、西加奈子注目の最新作となるこの物語は、多くの人に感動を与え絶賛されています。
- 著者
- 西 加奈子
- 出版日
- 2016-11-30
出光興産の創業者・出光佐三をモデルに、戦後の日本を復興させるため闘った男の姿を綴る『海賊とよばれた男』。上・下2巻からなるこの大作は大ベストセラーとなり、映画化もされ、たいへん話題をよびました。出光興産を「国岡商店」、出光佐三を「国岡鐡造」として物語は描かれていきます。
- 著者
- 百田 尚樹
- 出版日
- 2014-07-15
奈良を舞台に、女子校に赴任してきた教師が、日本滅亡を阻止するため問題に立ち向かう、ファンタジー小説『鹿男あをによし』。本屋大賞ノミネートの他、直木賞候補にもあげられた作品で、TVドラマ化されたことでもたいへん注目を集めました。
- 著者
- 万城目 学
- 出版日
様々な問題を乗り越えながら、国語辞書を完成させるため奮闘する、編集者たちの姿を描く長編小説『舟を編む』。映画化もされたこの作品は、15年という長い年月をかけ、言葉と真摯に向き合い、辞書作りに深い情熱を注いだ人々の、あたたかい物語になっています。
- 著者
- 三浦 しをん
- 出版日
- 2011-09-17
冴えない男子大学生と、黒髪の乙女の恋の行方を描く、恋愛ファンタジー『夜は短し歩けよ乙女』。本屋大賞ノミネートの他、山本周五郎賞を受賞し、アニメ映画化もされる作品です。京都の大学に通う、なんともぱっとしない学生「先輩」と、その「先輩」が恋をする、後輩の「黒髪の乙女」。物語はこの2人を語り部として、テンポ良く描かれていきます。
- 著者
- 森見 登美彦
- 出版日
- 2008-12-25
本屋大賞ノミネート回数、断トツのトップは伊坂幸太郎です。2000年にデビューして以降、その人気は衰えるところを知りません。魅力的な登場人物、あちこちに張られる巧妙な伏線、それが回収された時の爽快感など、伊坂幸太郎の作品には、読者を惹きつける面白さに溢れています。
2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞を受賞。その他、2004年『重力ピエロ』・『アヒルと鴨とコインロッカー』、2005年『チルドレン』、2006年『魔王』・『死神の精度』、2007年『終末のフール』、2009年『モダンタイムス』、2015年『マイネクライネナハトムジーク』・『キャプテンサンダーボルト』(阿部和重との合作)、2018年『AX』と、なんとこれまでに11作品がノミネートされてきました。
代表作『ゴールデンスランバー』
首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の、手に汗握る逃亡劇を描いた傑作長編小説『ゴールデンスランパー』。映画化もされたこの作品は、本屋大賞の他、山本周五郎賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」第1位にも輝いた作品です。
- 著者
- 伊坂 幸太郎
- 出版日
- 2010-11-26
本屋大賞候補に、度々名前のあがる人気作家を、ランキングにしてご紹介しました。これからも、どんな作家の作品が登場するのかとても楽しみですね。本屋大賞からますます目が離せません。