日本と同じ、島国の文学であるイギリス文学。教養として知っておきたいのはもちろんのこと、純粋に面白い物語が読みたいという方でも満足できる作品ばかり。今回はそんなイギリス文学の中から5作紹介します。

最初は反発し合っていた男女が交流を深める中で、少しずつ惹かれていくという恋愛小説の王道展開をストレートに表現した作品です。もちろん書かれた時代は違いますが、いつの時代でも通用する魅力を持っています。
- 著者
- ジェーン オースティン
- 出版日
作品の中で、20世紀前半の全体主義やスターリン主義を寓話という形で痛烈に批判していますが、この本が刊行された1945年は世論が反ソ連に動いていたので非常に好評でした。そういった時代背景を踏まえてみるとまた違った側面が見えてくることでしょう。
- 著者
- ジョージ・オーウェル
- 出版日
- 2017-01-07
復讐を誓ったといっても、その目的に向かって真っ直ぐに進んでいく話ではありません。主人公であるハムレットはことあるごとに悩み、堂々巡りを繰り返すのです。その姿はどこか甘ったれで、頼りないと思うこともあるかもしれません。
- 著者
- ウィリアム シェイクスピア
- 出版日
- 1967-09-27
この作品は、少年たちの漂流物語を土台に、人間のあり方について深く書かれています。登場するのは若い、というよりは幼い少年たちばかり。故に人の理性、本能、それらがありのままに描かれていくのです。彼らを二分することとなった二人の少年、彼らのどちらが悪で、どちらが善か、そもそもそんな前提に意味があるのか。結末と、そして物語のその後が気になる作品です。
- 著者
- ウィリアム・ゴールディング
- 出版日
- 1975-03-30
この出来事によってスクルージは改心し、幸せな人生を歩みだすというとても心が温まる話です。内容はとてもシンプルですが、だからこそ心に染みわたるものがあります。幸せについて問いかけるこの作品のテーマ性は、この本が発行された1843年の時代から色あせることがありません。だからこそこの物語は長い間人々に親しまれているのでしょう。
- 著者
- ディケンズ
- 出版日
- 2011-12-02
いかがでしたか。イギリス文学というだけではぴんと来ないという方も多いのではないかと思います。まずは有名作を手にとり、イギリス文学のすばらしさに触れるきっかけとなれば嬉しいです。