美しい街並みが憧れの国、フランス。そんなフランスで生まれた文学を、あなたはどれくらい知っているでしょうか。今回はフランス文学の名作を5作品紹介します。

942年に出版されたアルベール・カミュの代表作と言える作品です。この物語の主人公であるムルソーは人としての常識から外れた行動を取る人間として描かれているのですが、彼は決して感情が伴わない人間というわけではありません。ただ多くの人が考えるそれと大きく変わっているがゆえに、意味が分からない人物のように見えるのです。
- 著者
- カミュ
- 出版日
- 1963-07-02
非常に知名度の高い、フランスで生まれた児童文学の名作です。ファンタジーな雰囲気が強い作品で、おとぎ話の雰囲気を持っています。しかし、その内容は意外なまでに社会を鋭く突いてくるのです。
- 著者
- サン=テグジュペリ
- 出版日
ミュージカルの題材としても有名で、また数多くの映像化がなされた名作です。タイトルの『レ・ミゼラブル』は日本では『ああ無情』などと訳されることが多いですが、正確に日本語に訳すとするならば「みじめなる人々」「哀れな人々」というような意味になります。
- 著者
- ヴィクトル・ユゴー
- 出版日
- 2012-12-18
登場人物は2000人を数えるほどで、作者はこの作品を書ききるまでに亡くなってしまいます。彼の死後5年経ってようやく彼の未定稿をもとに執筆され、完結しました。それほどの大作であり、20世紀を代表する小説とまで言われています。
- 著者
- マルセル プルースト
- 出版日
- 2015-05-29
レーモン・ラディゲの処女作となる恋愛小説です。驚くべきことは作者が10代の時にこの作品を書き上げたということでしょうか。この作品の魅力は、恋に溺れていく二人の姿を歪んでいく時間感覚と共に完璧に仕上げてみせたことでしょう。恋愛心理を非常に丁寧に紐解いた名作です。
- 著者
- ラディゲ
- 出版日
- 1954-12-14
人の生涯、人の心理、そういったものがフランス文学でよく表現されています。じっくりと時間をかけて読むことに適した作品が多いので、空いた時間を見つけて休息を楽しむように読んでみてはいかがでしょうか。