大手製薬会社の研究員が持つ科学知識を存分に活かしたミステリーを描く喜多喜久(きた よしひさ)。ライトなキャラクターと展開ですが、魅力的な謎と解決を描き出します。今回は喜多喜久のおすすめ小説を5点紹介します。

『ラブ・ケミストリー』は2011年に発表されたデビュー作です。ファンタジックなラブコメ・ミステリーで、主人公が特殊能力を持っていたり、死神が出てきたりと、個性豊かなキャラクターたちが登場します。主人公の恋路がメインとなりますが、その傍らで、死神はなぜ主人公を助けるのか?といった謎があります。
- 著者
- 喜多 喜久
- 出版日
- 2012-03-06
本作の魅力は、七瀬と沖野のデコボココンビです。猪突猛進型の七瀬が沈着冷静な沖野を引っ張りまわす姿は読んでいて微笑ましくなります。二人の関係が今後進展するのか、という楽しみ方もできます。シリーズ作なので、長く読み続けられるのも魅力である、喜多喜久の作品です。
- 著者
- 喜多 喜久
- 出版日
- 2013-07-23
主人公が大学1年生ということもあり、専門的な知識も少なめで、読みやすい内容になっています。美少女のキャラ設定や描き方が上手で、キャラものとしても楽しめます。
- 著者
- 喜多 喜久
- 出版日
- 2015-03-20
本作の魅力は、トリックの巧妙さです。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、よくあるトリックを使っています。しかし、他とは違うもの同士でのトリックとなっています。
- 著者
- 喜多 喜久
- 出版日
- 2014-10-04
本作の魅力は、やはり創薬をテーマにしたことです。創薬をテーマにした作品が少ないということもありますが、喜多喜久の製薬会社の研究員という、本業で培ってきている知識を最も活かした作品です。深い化学的な展開を楽しむことができます。
- 著者
- 喜多 喜久
- 出版日
- 2015-11-28
以上、喜多喜久のおすすめ小説を5点紹介しました。気軽に科学知識に触れることができるミステリーはそう多くありませんので、ぜひ読んでみてください。