小林泰三はSF、ホラー、ミステリーなど多岐のジャンルにわたって活躍しています。その作品は得意とするジャンルの融合がよく見受けられ、読者を特定しないことも特徴的です。今回は様々な一面を持ったオススメの5作品を紹介します!

金髪に黒いリボンのカチューシャ、青いワンピースに白いエプロン―お馴染みのアリスの描かれた表紙ですが、アリスのワンピースには血痕が付着し、彼女の前には、絞首用のロープがぶら下がる……
- 著者
- 小林 泰三
- 出版日
- 2013-09-20
筆者の記念すべきデビュー作である、この作品。大切なおもちゃを何でも直してくれる、子供のヒーローともいえる修理屋さん。持ち込まれたおもちゃ達を一度すべてバラバラにしてから、色々と組み合わせて修理をしていくのですが、「おもちゃ以外の物」も例外ではなく……
- 著者
- 小林 泰三
- 出版日
タイトルからして不気味な雰囲気漂う本作。表紙もとんでもなく恐ろしいです。300ページほどのページ数ながら、11もの短編が収められています。「脳髄工場」のようなSFチックなホラーから、バスやビデオテープなど、日常に潜むホラーなど、様々な切り口の作品を収録。
- 著者
- 小林 泰三
- 出版日
- 2006-03-10
広大な宇宙を舞台としている本作は、ホラー作家として名高い作者の別の一面である、SF作家としての魅力が存分に発揮されていると思います。地獄のような環境である「天獄」から、地に足をつけて暮らせる天国のような環境の「地国」を目指し、勇敢に冒険をする主人公たちを応援する気持ちが芽生えてきます。しかし作者のホラー作家としての一面が「こんなところで!?」と驚くようなタイミングで出てきて、読み手を混乱の世界へと陥れます。
- 著者
- 小林 泰三
- 出版日
- 2011-04-30
作中にSNSが登場したり、記憶をメモリに保存するなど、現代を生きる私たちにも身近な品物や方法が用いられているので、とてもリアリティを感じました。物語は2部構成になっており、1部では記憶が保てなくなった直後の世界、そして2部ではメモリを使って生活する人々が登場します。繋がらない記憶と身体…。容易に記憶を入れ替えることのできる世界で、魂は「身体」に宿るのか、それとも「記憶」に宿るのか、葛藤する人々を描きます。
- 著者
- 小林 泰三
- 出版日
- 2016-06-02
作品全体に迫りくるような恐怖を潜ませた本格ホラー小説から、近未来を舞台にしたSF冒険譚まで、様々な舞台やトリックで私たちを楽しませてくれる、小林泰三の5作品を紹介させて頂きました!いかがでしたでしょうか。まだまだスリルが足りない方は必読です!