愛着が湧くような魅力的なキャラクターを、明るいタッチで描き、読むものに元気と勇気を与える作家・金城一紀。デビュー作となる『GO』が、いきなりの直木賞を受賞したことでも有名です。

乗り込む学校を間違えてしまい、まったく別の高校へ行ってしまった鈴木は、ここで5人の男子高校生たちと出会うことになります。この5人が、『レヴォリューションNO.3』でお馴染みのゾンビーズなのですが、5人の中の1人、在日朝鮮人の朴舜臣は、喧嘩の達人。途方にくれる鈴木のため、復讐のサポートを買って出ます。
- 著者
- 金城 一紀
- 出版日
- 2009-04-25
1つの映画、1つの物語によって、元気をもらったり、人生を変えるような影響を受けたりしたことはないでしょうか。優れたフィクションには、人を救うパワーがあるのかもしれませんね。作中に出てくる、「才能という力を持った人間は、それをひけらかす為に使うか、誰かを救う為に使うか、自分で選択できる」という言葉が印象的です。
- 著者
- 金城 一紀
- 出版日
- 2014-07-28
主人公の「僕」をはじめ、喧嘩の達人である舜臣、難病を抱えるヒロシ、いつも不運を招く山下などなど、ゾンビーズには個性的なメンバーが揃います。「君たち、世界を変えてみたくはないか?」という教師の言葉に刺激を受け、ゾンビーズが本気で挑んでいるのが、聖和女学園の学園祭への侵入です。
- 著者
- 金城 一紀
- 出版日
- 2008-09-25
- 著者
- 金城 一紀
- 出版日
- 2008-06-30
どの物語にも死の影が漂い、愛する人を亡くしてしまった、悲しい男の姿が描かれています。ですが、けして重苦しい物語にはなっていません。読んでいて、どうしようもなく切なく、それでいて読後には爽やかさが残る金城一紀の作品です。物語のあちこちには、心に残るセリフが散りばめられ、人を愛するために、何が必要なのかを考えさせられます。
「愛する人ができたら、その人の手を離してはいけない。話したとたんに誰よりも遠くへ行ってしまうから」という言葉が胸にしみ込みます。悲しみを背負った登場人物たちが、人との対話によって、ほのかな希望を見出す物語。とても静かで、心が優しく温まる1冊です。
- 著者
- 金城 一紀
- 出版日
主人公のキャラクターが魅力的なのもさることながら、家族や友人たちも皆個性的で、存在感があります。特に、元プロボクサーの父親は、強く賢くたくましく、とてもかっこ良く描かれていて、惹きつけられます。主人公・杉原には、常に明るさとパワーがあり、「いつか俺が国境線をなくしてやるよ」という言葉が、頼もしく感動的です。
そんな主人公のキャラクターも手伝って、根の深い問題を扱っているにもかかわらず、作品にはのびのびとした爽やかさがあるのです。友情や恋愛も絡め、物語はテンポ良くスピーディに進んでいきますし、それほど長い作品ではないので、本が苦手な方でも、あっという間に読み終えることができるでしょう。まだ読んでいない方に、ぜひおすすめしたい1冊です。
窪塚洋介が出演するのは名作の証!実写化した映画、テレビドラマを逆引きで原作の魅力を発掘
金城一紀のおすすめ作品を、ランキングにしてご紹介しました。どの作品もとても読みやすく、心に響く物語です。文章もとてもかっこいいので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。