個性的な絵、独特のセリフ回し、そしてちょっとした皮肉のスパイスがきいた五味太郎の絵本は小さい子から大人まで読者を飽きさせません。

- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 1982-08-31
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 1993-10-15
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 1986-08-08
この絵本では見開きの左側に簡単な質問文が、右側に動物たちが描かれていて、その動物たちのなかに食べ物を食べた動物を探すというゲームを楽しむことができるのです。
最初のページでは、さくらんぼを食べたゾウを探します。2頭のゾウが並んでいますが、よく見ると上にいるゾウの尻尾がサクランボになっているのです。これには遊び心がくすぐられますね。
その次のページでは、イチゴを食べたのが誰なのか、右のページに描かれた3頭のライオンの中から探します。親子で間違い探しゲームのように楽しみながら読むことができるのです。
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
この作品では間違い探しだけでなく、動物や食べ物の言葉を学ぶことも出来ます。子どもが大好きな動物と食べ物がたくさん登場するので、言葉を覚え始める時期の子どもにとてもおすすめです。
魚の尻尾にドーナツが隠れていたり、ネコの目がブドウになっていたり、角砂糖を食べたアリだけ、お尻が角砂糖になっていたり、思わず笑ってしまいそうな変身を遂げた生きものはイラストを見ているだけでも楽しめます。子どもの想像力を刺激してくれて、間違い探しをすることで集中力を鍛える練習にもなるでしょう。
五味太郎の作品ではおなじみのゾウ。まずはゾウがうんちをして見せるところから始まり、次にネズミがうんちをするところ、そしてラクダ、魚、鳥、虫……と、様々な生きもののうんちが大集合するシーンを見ることができます。
中盤では、ヘビのお尻がどこにあるかといったことや、クジラのうんちがどんなものかと絵本が読み手に問いかけてきます。動物が生きていく上で切り離すことができない排泄という現象に関して、大人でも知らない生きものの特徴などを知ることができるのです。
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 1981-02-02
トイレトレーニングを始める直前の子どもにもおすすめできる絵本です。興味を引くイラストと、シンプルな言葉でうんちについてさまざまな角度から掘り下げている内容なので、うんちについて多くを学べます。
生まれたての赤ちゃんがオムツにうんちをするところから、大人になるまでどんなふうにトイレが変化していくのがわかるページもあるのです。草食動物の多くが歩きながらうんちをするのはなぜか、肉食動物の多くがうんちを隠そうとするのはなぜか、といったことも描かれていますので、動物そのものの生態についてまで興味を深めるきっかけになるかもしれません。
うんちについて「恥ずかしいもの」「汚いもの」というイメージを持つ前に、生きものは食べるからうんちをするのだという自然な事を教えてあげられる、そんな絵本です。
動物たちがのんびりと過ごす山の上を、貨車を連結させた可愛らしい機関車が蒸気を上げながら進んでいく様子が、この絵本には描かれています。
そこに状況を説明するための文章はなく、ただ、機関車から上がる蒸気の音が「ぽぽぽぽぽ」と書かれているだけなのです。つい真似をしたくなるような音を発しながら機関車は山を進んで行き、ウシやキツネのいる場所を通り過ぎて、道路が見える場所までやってきます。
山の麓を走っている車と、山の上の線路を走る機関車を比べてみても面白いですね。機関車はやがて高い山の上に架かる鉄橋を通過します。そこからさらに進むと、機関車より高い所に新幹線が走り去る姿が見れるのです。
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
電車や車など、乗り物が好きな子どもにとてもおすすめの一冊です。ページをめくっていくうちに、いつの間にか自分がその機関車と一緒に走っている気分になれます。
多くの擬音語に親しむことができるので、子どもの表現力を刺激することができるこの絵本は、言葉を覚え始める時期の子どもにぜひ読ませてあげたいですね。一緒に声に出して読んでみると、より一層楽しめることでしょう。
この絵本の素朴な雰囲気と、言葉による説明がなくてもわかりやすい展開は、長い絵本を最後まで集中して聞くことが苦手な子どもにとっても、集中して最後までのめり込めるものとなっています。
この物語の主役のがいこつさんは、表紙にも描かれている通りとても可愛らしい風貌をしています。そのがいこつさんは、寝る前に何か忘れていると思い立ち、忘れたものを探し始めるのです。
物忘れを経験したことのある大人はがいこつさんに共感できるでしょうし、子どもはがいこつさんの行動のシュールさに引き込まれていくのではないでしょうか。
がいこつさんは警察やデパートに行って忘れ物を見つけようとしますが、なかなか見つからないのです。
- 著者
- 五味 太郎
- 出版日
- 1982-05-02
がいこつというものが何なのか、子どもに説明した上で読み聞かせると、この物語は何倍も楽しめることでしょう。がいこつがおなかをすかせるわけがない、がいこつが髪を切る必要はない、とツッコミどころが満載なのです。さらに、がいこつさんが忘れ物を探すたびに、そんなわけないかと自分で自分に言い聞かせる姿は可愛らしくもあり、ユーモラスでもあります。
そしてトイレに入ったがいこつさんは鏡を見てついに思い出すのです……がいこつさんが忘れていたのは、寝る前の歯磨きだったんですね! 夜、寝る前に子どもにこの絵本を読み聞かせてあげれば、歯磨きの時間も楽しい時間に変わるのではないでしょうか。
クリスマスの夜、サンタクロースが窓から中を覗いて、プレゼントを選んでいきます。窓を覗いただけで中にいる人が誰なのかわかるなんてすごい事ですが、サンタさんの様子を見ていると、中にどんな人がいるのか……どうやら勘違いをしているようです。
窓からネコの顔が見えていた家ですが、中で眠っているのは ネコのぬいぐるみを抱えていたブタでした。窓から中を見た時真っ暗だった家には、誰もいないと決めつけてプレゼントを置かずに通り過ぎてしまいます。でもその家では黒いクマが窓に背中を向けて眠っていたのです。
- 著者
- 五味太郎
- 出版日
サンタさんが窓だけを見て中にいる動物を勘違いする様子が面白く、読んでいる側は「違うよ!」とつい声に出してしまうかもしれません。怖くないはずのものが怖く見えたり、怖いはずのものが可愛らしく見えたり、限られた範囲に見えるものからその全体像を想像するストーリー展開は、読み手を存分に楽しませてくれます。
世界中の子どもにプレゼントを贈るからとても忙しいのか、サンタさんはあわてんぼうです。初めてこの絵本を読む人にとっても、窓から見える動物たちが何なのか当てるのはきっと難しいものです。サンタさんと一緒になって家の中にいる生きものをあてっこするという楽しみ方もできますね。
五味太郎といえばこれ!という定番から、大人も楽しめるシュールな本までいろいろ紹介してみました。この他にも彼の絵本はたくさん存在します。自分のお気に入りを見つけてほしいと思います。子供の時に読んで、自分が好きだったからと子供に読んであげるお母さんもいる、息の長い絵本を描く五味太郎。きっと子供に読んであげたくなるあなたの一冊を発見できるはずです。