北大路魯山人とはいったい何者だったのでしょうか?その謎に迫ると彼の意外な姿が浮かび上がってくるのです。今回は多彩な芸術家である北大路魯山人のおすすめ本をご紹介します。

北大路魯山人は本書の中で料理の道に目覚めたきっかけをこのように語っています。
- 著者
- 北大路 魯山人
- 出版日
- 1995-06-18
作者が評価しているのは西園寺公望、森鴎外、伊藤博文など公家、作家、政治家など今や「歴史の大物」となった人々。「字は人物を表す」とよく言いますが、その書を通しての人物評価はまさに痛快の極み。辛辣な評価に辛辣な評価を重ね、包み隠さず北大路魯山人の書道家としての意見を披露しています。今の時代なら辛辣な評価を繰り返すこと自体に批判が集まりそうですが、魯山人の批評は相手を蔑むための批評ではありません。自分はこう思うがあなたがそう思わないなら全く構わない、といった相手を尊重する余地を十分に残した批評なのです。
- 著者
- 北大路 魯山人
- 出版日
- 1996-09-18
料理の秘訣、鮎の食べ方、さらにはヒキガエルを食べた話まで。非常に幅広い、北大路魯山人にしかかけない様な魅力的なテーマで読者を楽しませてくれます。本書を読んでいるとまるで彼がご機嫌な様子で語る姿が目に浮かんでくるよう。自身が書いた「狂言『食道楽』登場人物 大名・目・鼻・口・手・心・耳」などというユーモアあふれるテーマもあります。芸術家として厳しい批評を繰り返す北大路魯山人と打って変わって、柔らかく陽気な北大路魯山人が楽しめるのが本書なのです。
- 著者
- 北大路 魯山人
- 出版日
- 2010-01-01
その強すぎる個性がゆえに人との衝突が絶えなかった北大路魯山人。一方で本当に親しい人にしか見せなかった温かい一面もありました。本書で取材を受けているのは、魯山人のビジネスパートナーや弟子、女中や元妻など。北大路魯山人の真の姿が暴かれ続ける衝撃は、ページをめくる手を止められなくなるほど読者を夢中にさせるでしょう。
- 著者
- 白崎 秀雄
- 出版日
- 2013-02-01
40代後半で陶芸家としての活動を始めた北大路魯山人。芸術家としての豊かな才能とその美的感覚を生かし数々の名品を生み出しました。作品を作る時は土作りから焼成まで全ての工程を一人で行うことにこだわり、それをしてこそ人の心を打つ名品を作ることが出来ると説いたのです。またうつわの外見だけでなく、それを使った時の感覚や全体的な雰囲気を重視して評価するべきだという主張も本書で展開しています。
- 著者
- 北大路 魯山人
- 出版日
- 1992-05-01
今回は北大路魯山人という時代を代表する芸術家の美意識に触れられる5冊の本を集めました。お読み頂きありがとうございます。