女性はこうあるべきという固定概念を時代の波にさらわれず主張し続けてきた桐島洋子。彼女の生き方は多くの人の心を惹きつけて、新しい価値観の風を人々の心に吹き込んできました。今回はそんな桐島洋子のおすすめ本5冊をご紹介します。

海外で女手一つで子供3人を養っていた作者。全てが順風満帆でなかったことが、引ったくりに遭ったエピソードからも伝わってきます。しかしそんなことで泣き寝入りするような彼女ではありません。袋にゴミや要らないつまらないものを詰め込んで同じ場所で同じように立ち、スリにそのガラクタ袋を盗ませたのです。まるでマンガの中のエピソードのようですが、桐島洋子が体験した実話。彼女の勇敢さには脱帽するでしょう。
- 著者
- 桐島 洋子
- 出版日
アメリカの大自然に囲まれた暮らし。自然を愛し地球の息遣いを感じながら過ごした日々。人種の壁を乗り越えてアメリカの人々と学び、さらには家族の在り方までを「リフォーム」した記録を描いたのがこの『マザー・グースと三匹の子豚たち』です。
- 著者
- 桐島 洋子
- 出版日
当時の主婦にとって料理は家族のためにやらなくてはいけない「家事」の1つでしかなかったのでしょう。料理を作ることによって自分を発見できたり、新しいアイデアが思い浮かんだりする楽しさをこの本を通じて知った女性はたくさんいたと思います。桐島洋子の主張する「男勝りの良い仕事をしている人こそ料理の手際が良い」という考え方は新しい女性の道を切り開く力強い価値観だったのです。
- 著者
- 桐島 洋子
- 出版日
- 2012-09-01
日本という枠にとらわれず世界というスケールで自分の人生を謳歌している作者。良いものならば日本のものでも海外のものでも取り入れ、間違っていると思ったら日本に対しても外国に対してもはっきりとその間違いを指摘する。そんな桐島洋子のこのエッセイの不思議な所は、作者が海外を知れば知るほど日本への理解が深まっていく印象を読者に与えている所です。それが分かるのがこんなエピソード。
- 著者
- 桐島 洋子
- 出版日
- 2013-12-12
陽気で明るく前向きなアメリカ人——そんなイメージが、面白いくらいガラガラと崩されていきます。赤ん坊を寄付のように他人に軽い気持ちで「恵んで」しまうアメリカ人。出会い系サイトで相手を漁るアメリカ人。精神科医なしでは生きていけないアメリカ人。夢の国アメリカに住む人々の暗く淋しい部分がどこまでも正直に描かれています。
- 著者
- 桐島 洋子
- 出版日
- 1975-02-25
今回は桐島洋子の破天荒な人生が上質な文章で楽しめる5冊の本をご紹介しました。お読み頂きありがとうございます。