教科書とノートが合わさった基礎本
著者の柳井正は、衣料の製造販売会社である「ユニクロ」を中心とするファーストリテイリング代表取締役会長兼社長です。柳井の長年にわたる経験をもとに、「どうすれば経営者になれるのか」が説明されています。
またデザインは、教科書とノートが合わさったスタイルに。各ページには十分な余白があり、読みながらひらめいたことをどんどん書き込んで、自分だけのノートを作り、経営者としての思考を深めていってください。
- 著者
- 柳井 正
- 出版日
- 2015-08-25
この本はファーストリテイリングでの研修にも使われていて、経営者になるための演習問題が含まれているので、自社にもあてはめて活用することができます。
柳井が経営者に必要とする力としてあげているのは、「変革する力」「儲ける力」「チームを作る力」「理想を追求する力」の4つであり、常に現実主義の視点で企業を大きくしてきた柳井だからこそ言える理論が展開されています。
単なる知識の補給ではなく、自問自答を通して、経営における「成果」を厳しく追及してきた彼の経営の原点を知ることができるでしょう。
広く基礎的なことが分かりやすく述べられていますので、経営者になりたい人にも、現在、経営者として活動している方にも、座右の銘としておすすめできる一冊です。
経営学者の巨匠が説く経営者の条件とは?
ドラッカー(1909‐2005)は、20世紀から21世紀に活躍した経営思想家で、経済界に大きな影響を与えました。
この本はシンプルな文章で、かつ心に響く言葉が並んでいます。例えば、成果をあげるための秘訣は「集中」、上司にどう対処すべきかについては「上司の強みを生かすこと」など、印象に残りますよね。
経営について明快な答えを求める人に、経営者になりたい人に、そして経営者以外の人が読んでも、何か新しい気づきを与えてくれる本です。
- 著者
- P.F.ドラッカー
- 出版日
- 2006-11-10
この本はビジネスで成果をあげるためにはどうすればよいのか、ということに焦点が絞られ、「何に時間をとられているかを正確に把握する」「仕事の過程ではなく、結果・成果に焦点をあわせる」「自分自身、チームメンバーの強みに基準を据える」「最も大切なところから始める、終わるまでは次の仕事に手をつけない」「成果をあげるための意思決定を行う」という5つの方法があげられています。
世界の超一流企業の経営をコンサルトしてきたドラッカーは、ビジネスに関わる誰にとっても参考になるような含蓄にあふれた言葉をこの本の中で語っていますので、ぜひ味わって、あなたの成功につなげてください。
経営は終わりから始める
ハロルド・ジェニーンは、アメリカの元ITTの社長兼CEOであり、58四半期連続で増益を遂げるという偉業を達成しました。どんな状況であっても増益することを目標とし、それを実現してきました。
ジェニーンはこの本のなかで「ビジネスの経営は終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをする」と述べています。
独自の視点で書かれた経営論を読んで、ぜひ、あなたのビジネスの飛躍のきっかけにしてください。
- 著者
- ハロルド・ジェニーン
- 出版日
- 2004-05-15
この本では、最初に到達すべきところを決めて、逆算して考えるというジェニーン氏独自の経営理論が展開されます。
「ノー、サプライズ!」(びっくりさせるような悪いことは起こすな)と述べて、問題の早期発見に努めるように促したり、企業経営では「数字の背後で起こっていることを突き止めることが大切」など、リアルな経験をもとにした解説が並びます。
「経営の鬼神」といわれるジェニーンの経営論を、ファーストリテイリングの柳井正も「私の最高の教科書」と絶賛。25版を超えるロングセラーで、経営者の信念を感じさせるおすすめの本です。