戦後思想に偉大な足跡を残した思想家、吉本隆明。その著作は数多いですが、どれも独特の方法論に基づいて鋭い思考が展開されています。文学とは何か。思想とは何か。それを知るために吉本隆明を手に取ってみませんか。

本書は吉本へのインタビューがもとになって生まれた1冊ですが、インタビューが行われ、本として出版されたのは吉本の晩年、2007年のことです。その意味で、本書においては老成した吉本の思想の姿を読み取ることができるでしょう。
- 著者
- 吉本 隆明
- 出版日
- 2011-07-15
本書では、近代日本を代表する文学作品、夏目漱石の『それから』や森鴎外の『舞姫』、また『万葉集』をはじめとする古典にいたるまでがその射程の中に収められ、文学論が展開されています。
- 著者
- 吉本 隆明
- 出版日
加えて本書には、吉本の長女、ハルノ宵子が文章を寄せています。これは、家族から見た吉本を知ることができるという意味で貴重な文章であると言えます。親子の文章を読み比べてみることもできるでしょう。
- 著者
- ["吉本 隆明", "ハルノ 宵子"]
- 出版日
- 2015-12-04
吉本は「ひきこもる」ことをポジティブにとらえていこうとします。本書を貫いているそのような視点は新鮮で、かつ現代社会に対する鋭い問題提起でもあると言えるでしょう。
- 著者
- 吉本 隆明
- 出版日
- 2006-12-10
本書の中で吉本は、最終的には「共同幻想」としての国家を明らかにしようとします。その過程では『遠野物語』や『古事記』などが自在に用いられ、様々なレベルの「幻想」に対して検討が加えられるのです。
- 著者
- 吉本 隆明
- 出版日
戦後思想の巨人、吉本隆明。その著作は『共同幻想論』をはじめとして難解な概念に満ちています。しかし一方で、吉本は国家、社会から文学、果ては人生に至るまで、様々な事柄をそれぞれに合わせた表現で論じてきました。
あなたにあった吉本の一冊が必ずあるはずです。そんな一冊を探しに、吉本の著作を手に取ってみませんか。