現代日本を代表する建築家、安藤忠雄。手掛けた建築物のみならず、その異色のキャリアにも関心が集まっています。彼の仕事と人生に関する著作から私たちは何を学び取ることができるのでしょうか。

すぐれた建築家として、すぐれた仕事人として、そしてすぐれた人生の先輩として、安藤は多くのヒントを本書の中で示してくれるのです。例えば、本書中で一番大切なものとして、現場で働く人の「気持ち」を挙げています。こういった見解は、現場で数多くの経験を重ねてきた彼だからこそ、たどり着くことができたものだといえるでしょう。
- 著者
- 安藤 忠雄
- 出版日
本書中に触れられているように、安藤はフランスで活躍した世界的建築家、ル・コルヴュジェを尊敬し、建築家として様々な仕事に携わります。本書を手に取ることにより、そのようなルーツについて知ることができるのです。
- 著者
- 安藤 忠雄
- 出版日
- 2010-11-02
本書の後半で、安藤は明治維新やその前後に活躍した幕末の志士たちに触れています。これは、先に触れたル・コルヴュジェについて論じた著作に並び、彼の人生を考える上で外せないことを教えてくれるでしょう。彼が高い目標を持ち、自ら行動する建築家であったことが分かります。
- 著者
- 安藤 忠雄
- 出版日
- 2012-04-11
本書のタイトルに「仕事をつくる」という言葉があります。これは、安藤忠雄の生き方を象徴する一言です。高卒後、独学で建築を学んだ彼は自らの力で有名な建築家の地位にまでのぼり詰めました。学歴や資産、能力などが何もないとき、人間は絶望するしかないのでしょうか。安藤はそれが間違っていることを教えてくれます。
- 著者
- 安藤 忠雄
- 出版日
- 2012-03-10
さらに、安藤が設計した建築物には、彼の建築に関する思想から人生観に至るまで、様々なものを読み込むことができます。本書を手に取れば、具体的な建築物の写真を見つつ、安藤がどのような工夫をしたのかを考えることができるでしょう。
- 著者
- 安藤 忠雄
- 出版日
- 2013-02-27
学歴のないひとりの青年から日本を代表する建築家へ。安藤忠雄の人生は偉大なるサクセスストーリーに見えます。しかしそれは、平坦な道のりではありませんでした。
彼の著作を読むことにより、彼がいかに「何もない」状態から建築家としてのキャリアを積み上げていったかがわかるでしょう。それは、社会の中でこれから生きようとする若者から、今まさに現場で頑張っている第一線の企業人に至るまで多くの教訓を与えてくれるものだと言えます。彼の著作を通して、自分の人生と仕事を見つめなおしてみませんか。