塩野七生は、『ローマ人の物語』などの代表的な歴史小説を書く一方、エッセイにも定評がある作家です。エッセイに綴られる名言の数々は、人生のためになりそうなものばかり。今回は塩野七生の魅力とおすすめエッセイを5選ご紹介します。

このエッセイの「拝啓 小泉純一郎様」という一節にはこのような言葉があります。
- 著者
- 塩野 七生
- 出版日
- 2010-05-19
イタリア人から見た日本人女性の姿勢の悪さは少々特別、太さ細さよりもまっすぐの脚……。等々、今まで気にも留めないようなことに気がつかされ、目から鱗が落ちっぱなし。日本人が無意識でしていることが、イタリアからの目で見ると、こんなにも不可思議に見えてしまうなんて驚きです。
- 著者
- 塩野 七生
- 出版日
「アメリカの大衆は、気の強い女は許すのである。才能に恵まれた女も許すのだ。しかし、その女が人並みな幸せまで手中にすることは許さない。『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラが、この典型ではないかと思う。」(『人びとのかたち』より引用)
- 著者
- 塩野 七生
- 出版日
- 1997-10-29
「勉強とか仕事というのは一種のリズムで、自分の体や頭をそれに慣らしていくことが大切なんです。」(『生き方の演習 ー若者たちへー』より引用)
- 著者
- 塩野 七生
- 出版日
- 2010-09-22
「こんなに完璧な人って何人いる?なんて聞かれそうだから、あらかじめ予防線を張っておきます。なに、四六時中そうでなければ成功しないと言っているのではないのです。まあ、一日に十時間この調子でいられる人なら、ということにしましょう。八時間でも無理、なんていう私のような者もいるけれど、私は男ではありませんから。」(『男たちへ』から引用)
- 著者
- 塩野 七生
- 出版日
塩野七生は『ローマ人の物語』を1年に1度出すと宣言し、欠かさずそれを実行するストイックな性格でもあります。そんな塩野だからこそ言えることがエッセイでは多く語られています。洞察力に優れ、読む者を離さない塩野七生のエッセイの数々……。長い人生の中で1度は読んでおきたいものです。