むかしは好きだったけど、文理選択で文系選択してからは数学との縁は切れたまま。就職活動の時に、一般常識問題でふたたび顔を合わせて顔面蒼白。それからまた距離を置いちゃったけど、でもやっぱり数学に魅力を感じていて……。数年ぶりに、何度目かのトライ。そしたら今度は面白いじゃないの! と夢中になってしまいました。そんなガチ文系を虜にした数学本をご紹介します。

著者の矢野健太郎さんは数学者で、とにかく多くの数学本を手がけています。数学者の本は「分かりやすい」と言われているものでも、ズブの素人にはなかなか理解できないことがあります。しかし、著者が執筆経験豊富だからでしょうか。非常に読みやすい文章が特徴です。
- 著者
- 矢野 健太郎
- 出版日
次に紹介する本『数学ガール』は、入門書にしては難易度が高いです。それでもオススメしたいのは、数学を楽しむという行為自体を分かりやすく体感できるから。
- 著者
- 結城 浩
- 出版日
- 2007-06-27
続いてオススメする本は『春宵十話』なのですが、まず、著者の岡潔とはどんな人なのか。
- 著者
- 岡 潔
- 出版日
- 2006-10-12
「フェルマーの最終定理」とは、17世紀の数学者ピエール・ド・フェルマーによって残された謎のメッセージ「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここではすることができない」を発端に、数々の数学者がその証明に人生をかけることになった命題のことです。
- 著者
- サイモン シン
- 出版日
- 2006-05-30
- 著者
- 安野 光雅
- 出版日
- 1982-11-20
お気づきの通り今回紹介した本は、純粋に数学が上達するタイプの参考書ではなく、数学の魅力がビシビシ伝わってくる著者や取上げられた数学者の熱い思いが込められたものです。
これらの数学関係の本を読んでいるとところどころに、文学に匹敵するような名文に出会うことができます。その言葉を胸に、もうしばらく数学の世界を彷徨いたいな、と思ってもらえると嬉しいです。